スイス旅行では、主目的地のツェルマットに加え、スイスの首都ベルンとリヒテンシュタイン公国の首都ファドーツでも街歩きを楽しみました。
ツェルマットについてはこちら↓
ベルン
ベルンにはツェルマットから空港のあるチューリッヒへ帰る途中で立ち寄りました。
フリーマーケット
ヨーロッパの都市では蚤の市に立ち寄るのが我が家の慣例。今回はベルン中央駅近くの乗馬学校跡地で開催される蚤の市に行ってみました。
開催日など、ベルンの蚤の市情報は以下のページにまとまっています。
手作りアクセサリーや古着や家庭の不要品など。古着は1枚1CHF(170~180円くらい)から。価格交渉も可。
商品も売り手も多国籍。仏像やら動物の木彫りやら数珠やら、世界中の小物を、いろんな顔立ちの人が売っていました。
大勢の人で混雑しており、スリも多そうだったので20分ほどで引き揚げましたが、通常スイスと聞いて思い描くイメージとは違う側面が見られて良かったです。
泉めぐり
ベルンの見どころの一つは、100か所以上もあると言われる泉。できるだけたくさん発見しようと、いろいろな道を歩きました。
目抜き通りにある泉は立派。ベルンに貢献した人物や寓話の主人公の銅像つきの泉が旧市街に全部で11か所あります。
裏道のそここちらにも水が飲める泉があります。目抜き通りに比べると簡素ですが、一つ一つ個性的。
水は暑い日でも凍るほど冷たい。
泉の恩恵を受けるのは人間だけではない模様。
バラ公園
旧市街を見下ろす高台に位置するRosengarten(バラ公園)。広い芝生とバラの植え込みに癒され、しばし休憩することに。
靴脱いじゃった。芝生が素足に気持ちがいい。
裸足で走る。だってわたしハイジだもん。
アインシュタインさん、サンドイッチをどうぞ。
リヒテンシュタイン公国
チューリッヒから国鉄で約1時間、更にバスで40分くらい揺られ、リヒテンシュタイン公国の首都ファドーツに到着。朝の11時から夕方の5時過ぎまでここで過ごしました。
郵便局
珍しい小国に来たので、郵便局で絵葉書と切手を買い、母や友達に手紙を。
ちゃんと届きますように。
※ 9日後に着きました。
国境
ライン川にかかる橋の真ん中に、スイスとリヒテンシュタイン公国の国境があります。入国審査などはなく、あるのはただこの標識だけです。
橋は木造。トンネルのような作りです。
橋の中。自転車が走ると床がゴトゴト音を立てます。
国境を股に掛けてみた。
国境までの道は景色も素敵。
小川のほとりでランチ休憩。
旧市街と葡萄畑
Rotes Haus(赤い家)と呼ばれる素敵な建物。葡萄畑の緑に赤い壁が映えます。
ファドーツ城
リヒテンシュタイン公爵が住むファドーツ城。これは模型です。
本物の城は残念ながら修繕中💦
でもせっかくなので、近くまで行ってみることに。
徒歩で城へ向かうルートはいくつかありますが、いずれも「Schloss(城)」または「Schlossweg(お城ルート)」と書かれた標識を辿っていきます。
階段を上り、山道を歩き・・・。今日も夏日。暑い💦
30分くらい登ったかなあ、ようやくお城に到着~!
高台から旧市街を見下ろす。
ビザスタンプ
リヒテンシュタイン公国のビザスタンプ。入国審査はありませんが、観光案内所やお土産屋さんで3ユーロもしくは3スイスフランを支払うと、パスポートに押してもらえます。街のお土産屋さんが政府の代わりにビザスタンプを押せるってすごい(笑)
今回のコーデ
半袖カットソー:Axes femme
ワンピース:Sugar Spoon
パンツ:Uniqlo(イージーカーゴパンツ)
登山靴:ノーブランド
バックパック:Lesportsac
【色番】P188 モロッカンサン(Moroccan Sun)
【型番】7812 ベーシック バックパック(Basic Backpack)
ワンピースをジレのように使ってみました。ツェルマットを発ってから帰国までずっとこのスタイル。カットソーだけ着替えました。
登山靴を履いていても、これを一枚羽織っているだけで、山歩き感が出ないので便利。昔のアラブの商人みたいな見た目も気に入っています。
ユニクロのイージーカーゴパンツは色違いで3枚持っていきましたが、軽くて涼しくて、洗濯しても手で絞るだけで一晩ですぐ乾き、超便利でした。シルエットに余裕があるので、寒いときは下にタイツを履くこともできました。
日差しが強かったので、日傘(晴雨兼用)は手放せませんでした。
唯一の後悔は、クラシックホーボーを持って行かなかったこと。山歩きはリュックで正解でしたが、街歩きのリュックは防犯面が不安。それに物が取り出しにくくて不便。いつもの斜め掛けが恋しくなりました。スモールジェニー(小さめの斜め掛け)は持っていきましたが、小さくて羽織ものが収納できず、結局リュックとの二個持ちになってしまい、不便でした。
海外旅行には必ずクラシックホーボーを持っていくべしというのが今回得た教訓です。
スイス旅行は、本当ーーーに楽しかったです。旅はいつも楽しいけれど、今回はちょっと別格。なんだか旅行のハードルが上がってしまいました。
次はどこへ行ってどんな過ごし方をしたら、今回と同じくらい楽しいだろう?と早くも考え始めています。