2019年8月のカンボジア旅行(アンコールワット)の覚え書き。
この旅行の要は、荷物の削減でした。いかに荷物を軽くするか。なぜなら航空会社がLCCで、荷物の重量制限が厳しかったからです。
エアアジアの機内持ち込み手荷物制限は7キロまで。個数はカメラも含めて二つまで。超過すると預け手荷物となり、成田ーシェムリアップまで片道で6500円~10000円(金額は代理店を通すかどうか、事前予約するかどうかなど、条件により変わる)の追加料金がかかります。せっかく航空券代金が3万5000と安かったのに、荷物の重量ごときで散財していては意味がないと思い、荷物削減大作戦を開始しました。
作戦その1
もともとわたしは旅の荷物は少ない方ですが、いつも通り普通にキャリーに詰めたら7キロを超えていました。
そこで荷物削減大作戦その1。いつものキャリーケースをやめ、レスポートサックのボストンバッグで行くことにしました。ハードタイプのキャリーはそれだけで2.5キロ以上。これがボストンだと1キロ以下。さらにレスポートサックなら0.5キロもないのです。
作戦その2
荷物削減大作戦その2は、荷物、特に衣類の削減です。
6泊8日の旅行でしたが、衣類は現地調達することにし、日本から持って行ったのは、下着(ショーツとブラトップ)、パジャマと水着とレインコート、あとは着替えのトップス1枚のみ。
パジャマと水着はアウターにもなるものを選び、トップスは捨てても惜しくないものをチョイス。下着は、洗ってもすぐ乾くように、ショーツもブラトップもユニクロのエアリズムにし、旅先ではマメに洗いました。
レインコートは現地では結局使いませんでしたが、機内で夫に貸しました。
機内が寒くてカーディガンだけでは足りず、わたしはパジャマを重ね着しましたが、夫はなんと5枚も重ね着!着てきた下着とポロシャツの上に冷房対策用の薄手セーター、Tシャツ、その上にわたしのレインコートと、持ってきた衣類を洗いざらい着ていました。
うちは寒いので着ていましたが、荷物が重量オーバーしそうなとき、衣類を着てしまうという手もあるなと思いました。
街歩き用に持って行ったのも、レスポートサックです。
9808 スモールエディバックパック(Small Edie Backpack)
作戦その3
作戦その3は、重量スケールを購入したことです。荷物をぶら下げて測るハンディなタイプで、価格は1000円くらいでした。これで測りつつ荷物を詰めなおし、最終的に4キロちょっとに抑えることができました。制限よりも3キロ近く少なく抑えたのは、帰りのお土産を考えてのことです。
このスケールは旅先にも持っていきました。荷物の総量をマメに測り、制限重量ギリギリまでお土産を買いました。結果、荷物の重量は、夫6.9キロ、わたし6.6キロでした。
このスケールは軽くて小さくて邪魔にならないので、LCCに乗るときの必携のアイテムとなりそうです。
現地で購入した服
以下は現地で購入した服です。着やすく、涼しく、とても気に入って、現地ではこればかり着ていました。トップス・ボトムス・ミニバッグの3点で1000円くらい。
ボトムスは通称「アリババパンツ」。千夜一夜物語に出てくるアラブの商人が履いていそうなモンペ風パンツです。平たく置くと、三角形になります。
パンツの色は写真映えし、レスポのミニリュックとも合いました。
夫婦でアリババパンツ。ほかの観光客も高い確率でアリババパンツをはいていたので、全く浮きませんでした。
ホテルは「クメール マンション レジデンス」というホテル。カンボジアテイストな内装・外装に惹かれて選びました。まだ1年前にオープンしたばかりの建物はとてもきれいで、リーゾナブルなお値段にもかかわらず、サービスが洗練されていて温かく、口コミ評価が突出して高いのも納得でした。
アンコール7日間パスを買い、滞在中はほとんど毎日遺跡巡り。7日間パスを買う観光客は滅多にいないらしく、ガイドさんたちに珍しがられました。
アンコールトムの中心バイヨン
アンコールワットの夜明け
タ・プローム。巨大な木が、ぐわし!と遺跡をわしづかみにしている様が印象的でした。