軽くて便利なレスポートサック。でも生地が薄い分、型崩れするのが玉にきずです。

 中身が軽く、量がちょうどバッグに合っていれば問題はないのです。

 でもいつもそういうものばかり持ち歩くとは限らないじゃないですか。バッグの都合で、中身を調整してばかりもいられない。

 特に重たい一眼レフを持ち歩くとなると、型崩れが深刻な問題でした。

 例えば、クラシックホーボーに一眼レフをいれて吊ってみます。

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こんな感じになります。優美なクラシックホーボーも、これでは形無し。

 そこで、最近は、中に箱をいれていました。

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たいていティッシュの箱です。割と大きさが合うので。

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この工夫でだいぶ型崩れは軽減されました。


 ただティッシュの箱はバッグにぴったりというわけにはいかないので、持ち歩いているうちにずれて傾き、変なところに箱の角が当たって不恰好に出っ張ってしまっていることも。


 昨日もそういうことが起き、なんとかならないかなあと考えていたら、すごく良いアイデアを思いつきました。

 プラスチック製の薄い板を入れようと思いついたのです。

 具体的には、家に眠っているプラスチックランチョンマット。長いこと使って絵が薄くなり、もう使っていないけど、なんとなく捨てられずにとっておいたものです。これをちょうどいいサイズに切り、バッグに入れたらどうか、と。

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2枚あるので、一枚はクラシックホーボー用、もう一枚はデラックスショルダー・サッチェル(デラサチ)用にすることに。


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まずはバッグに合うサイズにカット。幅28センチ、長さ42センチに切りました。

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ホーボーは口が狭く、湾曲しているので、両端を底辺1センチ×高さ14センチの長い三角形にカット。直径28センチのお皿を当てて、ファスナーがくる部分も丸くカットしました。


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デラサチは四角いので、そのままで大丈夫。これでホーボー用とデラサチ用の専用プラシートができました。


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これをバッグに入れたところ。シートはUの字型にバッグに敷き込まれます。


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この上にカメラを入れてみます。さてどうなるでしょうか。


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見事、きれいな形が保てました!



 ビフォーアフターを並べて比べてみましょう。


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補強なし。

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ティッシュ箱で底を補強。

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専用プラシートで底を補強。


 これですっきり!

 大好きなホーボーとデラサチが、今後ますます活かせそうです。