どんなにパソコンの画像を見ても、お店で現物に触れてみても、実際に所有し、使ってみないと分からないことってあります。
熟慮して買えば買い物の失敗が100%防げると思ったら大間違い。想定しえなかった難点があとから見えてくることもあります。たとえば手持ちの服に微妙に色が合わないとか、愛用している財布を入れるには微妙にポケットが小さすぎるとか。
そのモノ単体はよくても、すでに持っているものとの相性がよくない場合があるわけです。
家で手持ちのワードローブに合わせてみたり、持ち物を詰めてみたり、実際にそれを持って一回外出してみると、見事なまでに「大好き」か「そうでもない」かの二通りにぴったり分かれます。大好きなものは手元に残し、「そうでもない」ものは処分をゆるゆる考え始める。まだきれいなうちに、誰かに使ってもらえる状態のうちに手放そうと思い始める瞬間です。
こういうの、無駄といえば確かに無駄かもしれないけれど、ある程度は仕方のないことかなと思っています。
あまり守りに入りすぎても巡り合いのチャンスを逃す。ただのお試しと思って買ってみたらすごく便利だったということもあるので、多少の無駄は覚悟の上で、時には冒険も必要と思っています。