普段、このブログには、

愚痴や、社会問題のことなどを書かないようにしているのですが、

今日はちょこっとだけ書かせてくださいね。

 

ダンナの帰りが連日あまりにも遅くて、困っています。

昨日は…というか、日付もとっくに変わって今朝でしたけど、

4時半頃に帰ってきて、晩ごはん(?)を食べて寝て、

9時半頃にまた出ていきました。

(ちなみに、昨日、出勤したのは、普通に朝8時半頃でした)

 

最近、出勤したその日の間に、ダンナが帰ってきたことがありません。

元々わりとそんな感じでしたが、以前は終電に間に合うことが多かったのに、

今では、終電どころの話ではありません。

下手をすると、翌日の始発に届こうかという時間に…。

 

近頃は、休日にも、家に仕事を持ち帰ってくることが増えて、

「やってもやっても終わらん!こんなん異常や!」

と、よく言っています。

 

元々、人手の足りない部署なのに、

いわゆる「働き方改革」のために、一般職を早く帰らせて、

管理職が仕事を抱え込む、典型的なパターンになっているようです。

これは、制度設計の段階で「脱法的」と言われ、危惧されていたことですが、

管理職は、労働組合にも守られていませんから、

「調節弁」のように、使い勝手のいいように使われています。

 

お金で解決できる話ばかりでもありませんが、

「労働の対価」という話でいうと、

今のダンナの状況では、

人より多く働いても、残業代がつくわけでもなく、

お給料が増えるわけでもありません(管理職=年俸制なので)。

 

それ以上に心配なのは体のことです。

いくらうちのダンナが、現時点ではある程度の健康体でも、

さすがにこんな生活を続けていたら、体を壊してしまいます。

「何かあったらどうしてくれるんだ!」と思いますが、

本人にも、その妻にも、文句を言っていくところがありませんし、

言ってどうなることでもないのかもしれません。

諦め…ですよね。

 

でも、やっぱり理不尽だと思うのです。

「仕事をする」とか「働く」って、

こんなに個人の生活や健康を侵害して良いものなのでしょうか。

個人事業主ならまだしも、普通の、雇われのサラリーマンですよ?

誰でも知っているような会社の。

 

この会社…に限らず、多くの会社で、

同じようなことが起きているんだろうと思います。

 

時代が進めば、物事は合理的・効率的になり、

人は賢くなり、幸福になっていくものだと思いたいものですが、

どうやらそうではないようです。

 

この件に限らず、社会のひずみが、年々大きくなっているような気がします。

皆がしんどくなっているような…。