怖いことが起きてしまいました。

(ケガや血の表現が出てきます。苦手な方は読むのをお避け下さい)

 

昨日、私が留守をしていた時間くらいの間に、

愛犬ココ(12歳)が自分のお尻にできていた傷を舐め広げてしまい、

ふとももの後ろあたりまで、皮膚を剥がしてしまいました。

私が帰宅した時には、本人はワンワン言って元気でしたが、

毛布が血に染まっていて、それを目にした時には息が止まりそうでした。

 

ココは、4歳の時に、椎間板ヘルニアを発症して、

それ以来、下半身の感覚がありません。

自発的には動かせないし、排泄も自力ではできませんが、

いちばん恐ろしいのが「痛覚がないこと」です。

椎間板ヘルニアになった時も、私が仕事から帰ると、

自分の足を噛んで大出血していて、大変なことになっていました。

そういう癖がある子なのです。

 

さすがに、そこまでの大事件が起きたことは今回までありませんでしたが、

ココは、普段から、お尻(坐骨のあたり)を舐め続ける癖があって、

私は、いつも「コラ!」と言いながら、液体ムヒを持って追い掛け回しています。

(液体ムヒのニオイを嫌って、塗ればしばらくは舐めるのをやめます)

しょっちゅう小傷を作るので、いつもすごく気をつけていたのに、

こんなことになってしまって、途方に暮れています。

 

昨日は、すぐに獣医さんに駆け込んで、処置をしていただいて、

結局13針縫いましたが、命に別状は無く、

それどころか、本人は痛くないので、

麻酔なしで処置を受けている間も、ケロっとして私のほうを見ていました。

縫ったところがうまくくっつくか、来週の診察まで心配な日々が続きます。

 

ホッとするやら、バカさ加減に呆れるやら…。

 

でも、悪いのはココではないのです。

落ち度があったとすれば私。

 

…でも、どうすれば防げたのか判らず、苦しいです。

留守番をさせる時に、ずっとエリザベスカラーを着けておくしかないのかもしれません。

(いい子にしていられる時は、普通に待っていられるので、

 完全に油断していたといえばそうなのですが、

 8年間も大丈夫だったら、まさか突然またそんなことすると思いませんよね…)

 

痛覚がない、というのは本当に恐ろしいことです。

痛覚があれば、さすがにあそこまでのことはできないだろうと思います。

怖かったです。本当に。

 

こういう時、いつもダンナは仕事のため不在で、

私だけが惨劇を目撃したり、

勇気を振り絞って犬を抱きかかえて、獣医さんまで連れて行ったりするのですが、

「いてくれればいいのに」と思う反面、

ダンナは現場を見ていない分、楽観的でもあり、それに救われるときがあります。

 

昨日も、状況は、獣医さんで処置を待つ間に電話で伝えて、

その後、メールで経過も知らせましたが、

遅くに帰ってきて、寝ているココの様子を見て、

「”ココあるある”やで。誰のせいでもない」と言ってくれて、

さすがにちょっと泣きそうになりました。

責められるかと思っていたので…。

 

このところ、メンタル的にきつい出来事が続き、ちょっと疲弊してきました。

この週末、少しはリラックスしたいです(泣)。

もうクリスマスとか年末とかどうでもいいです。