筋肉少女帯の奇跡-090604_1206~01.jpg
またまた、前記事からの続きです。


#08. 蓮華畑
作曲:内田雄一郎

内田雄一郎っぽい曲……
だと思います。
少し悲しい感じのバラードですね。

この曲、4分01秒もあるんですね~。なんだか3分以内の曲っぽく聞こえてしまうのですが……
「心の折れたエンジェル」よりは確実に短く感じます。
「名曲は時空を歪ませる」理論を提唱したくなります。(笑)

この曲も、歌詞に良い部分があって、好きです。

なんとなく小学生くらいの時代を思い出させるような歌詞だと、私は思います。


遠い昔 ここは確か もっと広かった


という部分ですが、私も自分の卒業した小学校の校庭に大学生くらいになってから行ってみたコトがあるのですが、記憶の中の「広さ」よりはずっと狭く感じたんですよね~。
まあ、きっと自分のカラダのサイズが変わったせいだと思うのですが……
そんなコトをちょっと思い出しました。

あと、


ああ どうして若い人は先も見ないで走れるの
ああ どうして大人たちは先が見えても止まるの


という部分……
なかなか深くて、好きですね~!
この部分も、「自分」が、
「若い人」でも「大人」でもない時代を思い出させる……
つまりそれが小学生時代になるわけですが、
本当に、小学生時代のコトなんて普段は全く忘れてしまっているのに、ちょっとしたきっかけでいろいろ思い出してしまいますね。
そんなノスタルジックな歌詞が、良い雰囲気だと思います。

もともとウッチーが、この曲に仮タイトルで「蓮華畑」というタイトルを付けてきて、そのイメージを大槻ケンヂが生かして作った歌詞だというコトで、
久~しぶりの「大槻・内田」の歌詞共作の曲、と言えるかもしれません。
(何と、「労働者M」以来だ!(笑))

曲としては、マイケル=シェンカーが在籍した、UFOというバンドの
「ベラドンナ」という曲に良く似ている雰囲気で、「ベラドンナ」は私はかなり好きな曲なので、嬉しいです。
ウッチーがこの曲を知っていて、意識したかどうかはわからないのですが……

控えめなキーボードの音も、逆に存在感があっていいですね。
エディはこういうところも上手いですね~!

なかなかギターソロが始まらないところが、少年少女時代のためらいがちな気持ちを表現している……
と、思うのは深読みしすぎかな?(笑)

静かな雰囲気のある曲で、筋肉少女帯にとって貴重な曲だと思います。
ライヴで聞いたら、ちょっと泣いちゃうかも……
(^-^;)



#09. ノーマンベイツ'09
作曲:大槻ケンヂ

メジャーデビューアルバム「仏陀L」に入っていた曲のリメイク。
ですが、かなり雰囲気が変わっています。
はっきり言って、「モーレツア太郎'07」や「福耳の子供'08」というヴァージョンには、そんなにびっくりしなかったのですが、
この「ノーマン・ベイツ'09」には驚かされました……!

……ハード・ロック……というか、ヘヴィ・メタルになっている……!
これが「橘高効果」というやつか……!(笑)
ギターソロも流麗な感じで、好きですね。

私としては、この曲自体はもともとかなり好きな曲で、「名曲紹介」として
2008/5/8の記事でも書いていますので、そちらも見てみてください。

映画「サイコ」(アルフレッド=ヒッチコック監督)を見ると、この曲はさらに深みを増します……!

それで、このヴァージョンを聞いてから、「ナゴムコレクション」の「ノーマン・ベイツ」
(1987年録音のデモ・ヴァージョン)を聞いてみたのですが、
その「ノーマン・ベイツ'87」も不気味な雰囲気が独特で、イイんですよね~!
友森昭一さんのギターの存在感も、素敵です。
……「'09」と「'87」どっちが好きか?
と問われると、かなり悩んでしまいます……
(^-^;)
間に22年の歳月の差があるのに……
結論は、「ナゴムレコードはすごい!」
と、いうコトで……(笑)



#10. 1000年の監視者
作曲:橘高文彦

前作「新人」に入っていた
「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」にちょっと似た雰囲気の曲です。

この「監視者」というのは、大槻ケンヂは
「アカシックレコード」の記録者、
みたいなイメージで書いたのかな?
「アカシックレコード」については、大槻ケンヂの小説に記述があったと思うのですが……。

歌詞的には、
「交渉人とロザリア」や
「愛を撃ち殺せ!」
のような、一連の
「ゴスロリ幻想劇場」風の短編小説といった感じ。

「弓矢で復讐する少女」と、
「恋人に弓矢を贈る貧しい男」
の二人の人生がリンクするようで、しないまま終わってしまうという……。

もしかしたら、そのうち大槻ケンヂの小説で、このストーリーが書かれるのかもしれませんね。

曲としては、橘高文彦のこのタイプの曲はもう安心して聞いていられます。
流麗なギターの決めソロも、見事です。
もう少しエディのピアノが目立ってくれても良かったかな?
と思う部分もありますが。



というわけで、さらに「その4」続きます!(笑)

へそ天!
黒水川でした!