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筋肉少女帯の名曲紹介としては、今までに
「ビッキーホリデイの唄」
「何処へでも行ける切手」
「猿の左手、象牙の塔」
の三曲を「名曲紹介」として、
このブログの記事で書いたのですが、
それで、
「じゃあ次は「ノーマン・ベイツ」について書こうかな……」
と、思っていたら、なんと筋肉少女帯のニューアルバム「シーズン2」に「ノーマン・ベイツ」が再録音されて収録されるとの情報が!
コレは、嬉しい情報でした!

筋肉少女帯のニューアルバム
「シーズン2」発売まで、あと12日……
なんだかんだ言って、近づいてきています……!



「ノーマン・ベイツ」
作詞:大槻ケンヂ
作曲:大槻ケンヂ
[4分25秒]


この「ノーマン・ベイツ」、筋肉少女帯のメジャーデビューアルバム
「仏陀L」の8曲目なのですが……
現在では、「仏陀L」はかなり手に入りにくくなっているのが残念なところです。
でも、今手に入るアルバムの中で、「筋肉少女帯・ナゴムコレクション」の中に、1987年に録音された、
「ノーマン・ベイツ」のデモ・ヴァージョンが入っているので、そちらで聞くコトができます。
デモ・ヴァージョンといっても、クオリティは高く、実は「仏陀L」より音質は良いかもしれない……(^-^;)
個人的には「仏陀L」より「ナゴムコレクション」に入っているヴァージョンの方が、私は好きです。

この「ノーマン・ベイツ」という曲名は、アルフレッド=ヒッチコック監督の
「サイコ」という映画に出てくるキャラクターの名前です。
それもあって、「サイコ」を観てからこの曲について書こうと思っていたら、なかなか観る時間が無くて、やっと今回、書けるようになりましたよ。
(^-^;)

そして、筋肉少女帯が活動凍結する前まで存在していたファンクラブの名前も、「ノーマン・ベイツ」でした。
どうも大槻ケンヂはこのノーマン・ベイツというキャラクターにかなりの思い入れがあるようですね。

「サイコ」を観てから、この曲を聞くと、どうもあのアンソニー=パーキンスの微妙なカオが思い浮かんできて、ちょっと困るのですが……
(^-^;)



この曲は、エディ(三柴 理)のちょっと不気味な感じのピアノ・リフが目立つ曲。
ギターは、あんまり目立たない曲です。
今度のリメイクで、橘高文彦の暑苦しいギターが、この曲とどう絡むのか……
(^-^;)
注目ですね。



歌詞としては、「雨」を感じさせる曲で、梅雨の時などにはぴったりなんじゃないかな。
基本的には、「別れ」を歌ったラブ・ソングなのですが、
映画「サイコ」を観てからこの曲を聞くと、ただのラブ・ソングではなく、さらに深い意味がありそうな歌詞のように思えてきます。



この曲の最初の歌詞、


夢を見ていたの
あなたが私を
この部屋において
出てゆく夢を


この部分が、「サイコ」の深い部分とリンクしてるんですよね~。

「ナゴムコレクション」のヴァージョンでは、この部分の歌詞の
「部屋」が「家」になっていて、
「サイコ」でのあの印象的な「家」が思い浮かんで、
「うう……」
という感じです……(^-^;)

「ナゴムコレクション」と、
「仏陀L」での「ノーマン・ベイツ」の歌詞は、細部が違っていて、「ナゴムコレクション」のヴァージョンのほうがさらに、映画「サイコ」とリンクしているような気がします。



あとは、やはりこの曲のメインとなる


生きてくだけだろ……


というリフレイン……。

この曲全体の「雨」のイメージと絡まって、とても悲しい、寂しい感じです。

ここも、「ナゴムコレクション」のヴァージョンでは一部分、


生きてるだけだろ……


となっていて、はっとさせられます。




僕と君が終わる
二人はもうじき駄目になる
猫は森に返そう
猫の名はケムリ


この部分、大槻ケンヂならではの
「別れを前提にした恋愛」
を感じさせる部分ですね~。

「猫」が登場する印象的な曲、
「サーカス団パノラマ島に帰る」
に入っている
「また会えたらいいね」
という曲の歌詞ともなんとなくリンクしているような……
そして、
「また会えたらいいね」の歌詞は筋肉少女帯の代表曲、
「サンフランシスコ」ともリンクしているので、

「ノーマン・ベイツ」
「また会えたらいいね」
「サンフランシスコ」
の三曲で、一つの流れの物語を構成している、と深読みするコトもできます。
(^-^;)

……そういえば、この三曲はどれも「別れ」の曲だ……(^-^;)


サウンド的には、ギターはあんまり目立たない曲なのですが、
ウッチー(内田雄一郎)のベースのフレーズは、なかなか渋くて、やっぱりイイです!

「仏陀L」はベースの音があんまり聞こえないのがかなり残念ですが……
(^-^;)

「ナゴムコレクション」のヴァージョンでは、ベースの音がハッキリ聞こえて、気持ちイイです。
ちなみに、「ナゴムコレクション」のヴァージョンでは、友森昭一さんがギターを弾いていて、こっちではギターがかなり目立っています!
さらに、「仏陀L」のヴァージョンでは、

<生きてくだけだろ……>
を繰り返しながらフェードアウトで終わるのですが、
「ナゴムコレクション」のヴァージョンでは、エディのダークな感じのピアノのリフレインが最後に入って、キッチリ終わっています!
みのすけのドラムも、コッチの方がいいかも……
(^-^;)



結論的には、やっぱり
「ナゴムコレクション」に入っている
「ノーマン・ベイツ」
のほうがイイ!
……と、いうコトで……
(^-^;)

なんで「仏陀L」はあんなに音が悪いでしょうね……?
まあ、あの「音の悪さ」が、
「仏陀L」全体に「けだるい」雰囲気を出しているので、悪いコトばかりだとは言えないのですが……



というわけで、「ノーマン・ベイツ」、
雨の日にはぴったりの曲で……
映画「サイコ」を観てから聞くと、ちょっとこの曲に「怖さ」が加わるという、
なかなか深い曲です!

ニューアルバム「シーズン2」に入る、
「ノーマン・ベイツ'09」、
かなり楽しみです!
原曲からはかなり変わっているらしいですね~!



さて次の名曲紹介は?

……刮目(かつもく)して……、待たなくていいです……(笑)



へそ天!
黒水川でした~!