筋肉少女帯の奇跡-081212_1331~01.jpg
先週、橘高文彦の「魅惑のハードロックギター教本」をこのブログで紹介したんですが、そっちを紹介したならば、こっちも紹介しておかなければ、ということで。

「100%橘高文彦」、
この本は1994年6月の「ヤングギター」誌の増刊号扱いです。
1994年6月というと、筋肉少女帯のアルバム「レティクル座妄想」が出てすぐの頃です。(「レティクル座妄想」は1994年4月発売)
発行当時の値段は1600円でした。
ギター雑誌の増刊号だけあって、中身の半分以上は楽譜(タブ譜)になってます。

内容は……
まず、橘高文彦のグラビア!(笑)
何種類も衣装替えして、金髪の橘高も、黒髪の橘高も見れます!
力が入ってます。(^-^;)
以前の記事、「橘高ちゃん祭り」でこのグラビア一部は紹介してます。

次に、やはり使用しているギターの解説。今回も所持しているギターのほぼ全部について解説しています。

次に、橘高文彦の生まれた時から1994年までの歴史を自ら語っています。
今回は8ページですが、内容は濃いですね。

そして、筋肉少女帯の他のメンバーからのメッセージが一人1ページ!
太田から橘高へのメッセージに「愛」を感じてしまう……(笑)

そして、ディスコグラフィー。
この本では、大野祥之さんが解説しているだけで、橘高本人の解説はありません。


次は、譜面付きでの橘高の奏法解説。
やはりギター誌の別冊なので、ギター中級者~上級者向けです。


真ん中からは100ページを使って、筋肉少女帯の曲の譜面とギター演奏解説になってます!

収録譜面は、
ギター譜面のみなのが、
「さらば桃子」
「ノゾミ・カナエ・タマエ」
「ワダチ」
「パリ・恋の都」
「レティクル座の花園」
「飼い犬が手を噛むので」
の6曲。

バンド・スコア(ベース、ドラムのパートもある譜面)として、「ノゾミのなくならない世界」
「詩人オウムの世界」
「少年、グリグリメガネを拾う」
「パブロフの犬」
「くるくる少女」
の5曲が掲載されています!
合計11曲!
奏法解説の部分でも、他の曲のギターリフやソロ部分の譜面が載ってますので、かなり充実しています!

「ノゾミのなくならない世界」なんかを、バンドでコピーしようなんて思うつわものがこの世に存在するかどうかは不明ですが……(笑)
しかし、「ノゾミのなくならない世界」のギターリフは、橘高にとっては「少し遅く感じる」くらいのスピードらしいです……!
おそろしい……(^-^;)

「レティクル座妄想」発売直後なので、「レティクル座妄想」収録曲中心になってますね。


というわけで、「100%橘高文彦」、橘高のギターをコピーしたい人には必携の一冊といえるデキなんですが、
やはり今ではamazonでも買えないみたいなので、オークションなどでなんとかするしかないですね……。

私は、この本を買ったはいいものの、やっぱり難し過ぎて、コピーをあきらめてしまっていたのですが(笑)、
コレ読み直してたら、もう一回橘高のギターに挑戦したくなってきた……!

とりあえず、筋肉少女帯のバンドスコアとして出版されているのは、
アルバム「猫のテブクロ」のバンドスコアがあるのと、
この本に載っている5曲しかないみたいです。
筋肉少女帯のコピーバンドも、観てみたいなあ……!


では。黒水川でした!
へそ天!