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昨日、長野のブックオフ箕輪松島店で、
2枚で105円!!という破格値で手に入ってしまった、元ちとせ さんのミニアルバム、
「元ちとせ」と「コトノハ」。

帰りの車の中で両方とも聞きました。

そして、「コトノハ」の2曲目に入っている「約束」という曲の歌詞の飛び具合にヤラレタ……。


最後の方の部分、

「もう何年も
そうワルツを

ずっと踊ってるから
罰だと知りながら

ひとり踊ってるから
罰だと知りながら 」

……!!!!

この歌詞を元ちとせさんの歌声に乗せて聞くと、少し怖い…。

そして3曲目の「竜宮の使い」のトランペットの部分を聞いて、

「…あ、これもしかして現ちゃんの曲なんじゃないの?」
って思って歌詞カードをチラ見(運転中でした)したら、

案の定、「約束」と「竜宮の使い」は上田現さんの作詞・作曲でした。

歌詞で、作詞者がわかるっていうのは、なかなかスゴいコトだと思います。

降り積もる雪を思わせる静かピアノに絡む、幻想的な元ちとせさんの歌声……
引き込まれます。
「約束」、まだ聴いてない方は、是非!


調べてみたら、このミニアルバムは、
「ワダツミの木」でデビューする前に、インディーズで出したものだということで(2001年8月1日発売)、
なぜ上田現さんが関わっているのか、
その経緯も良くわからないんですが……

3曲目、「竜宮の使い」もなかなイイ曲。
「深海魚~♪」って歌うところの、
「ぎょ~♪」って音程が変わるところが好き。

しかし、元ちとせさんを聴いて、再び上田現さんの凄さを知るコトになるとは思わなかった。

改めて、上田現さんの才能が惜しまれます……。


もう一枚の「元ちとせ」の方は、カバー曲集です。
なんと、6曲中4曲が英語詞!
英語を歌う元ちとせさんっていうのは、ちょっと私のイメージからずれてて、
違和感アリアリ(笑)

私は英語詞の曲は、
全部原曲を知らなかったんですが、ビョークとか、キャロル=キングとかの曲をカバーしてるみたいです。
こちらは、インディーズで最初に出したミニアルバムで、2001年3月10日発売。

それで、こちらでは、山崎まさよしさんの
「名前のない鳥」をカバーされてるんですが、
これが元ちとせさんの歌声とぴったり合ってて、素晴らしい出来です。

元ちとせさんのライヴ盤、
「冬のハイヌミカゼ」では、
この曲をほとんどアカペラで歌ってて、それもとても素晴らしかったです。

山崎まさよしさんのライヴ盤で、原曲は聴いたことはありますが、こちらはギターがカッコ良くて、これはこれでスゴく良いです。


と、いうわけで、こんな出会いをさせてくれたブックオフ箕輪松島店に感謝です!(笑)

後は、昨日は川村かおりさんのアルバムを3枚聴いて、こっちもなかなかスゴかった~!

もう、20年近く前のアルバムなんですが、
やっぱり、イイ曲っていうのは、何年経ってもイイ曲ですね。
……当たり前のコトか(笑)

川村かおりさんについては、また改めて書きたいと思います。

では、へそ天!
黒水川でした~