まずこのジャケット、素晴らしいです。
大岩ケンヂさんの画で、歌詞カードを開くと3色になっています。


さて、レコーディングメンバーは、
大槻ケンヂ(Vo)
橘高文彦(G)
三柴 理(Pf)
寺沢功一(B)(元SLY)
宮脇知史(Dr)(元44MAGNUM)
…という5人。よく集まったよな~。
発売日は2006年7/20。

#1 「踊る赤ちゃん人間」
作詞:大槻ケンヂ
作曲:橘高文彦

いきなり三柴のピアノから始まります。
橘高のギターに絡む三柴のピアノのメロディが素晴らしい。

歌詞は特撮の奇曲、「子供じゃないんだ赤ちゃんなんだ」(2003年「オムライザー」に収録)から発展した歌詞になってます。
「子供じゃないんだ赤ちゃんなんだ」は変な曲の多い特撮の中でも特に変な曲で、
「アンタって本当に子供ね!!」
「子供じゃねぇんだ、赤ちゃんなんだぁ!!」
という掛け合いから始まる悪夢のような曲(笑)
しかもその前の曲が特撮の名曲中の名曲「sweets」だからタチが悪い。
「sweets」の余韻を直球でブチ壊し…(笑)。
あ、「オムライザー」自体はなかなか良いアルバムですよ。曲順が狂ってるだけで(笑)。

その「赤ちゃん」な歌詞をさらに発展させたのがこの曲の歌詞。こんな歌詞を書けるのは大槻だけです。

つづく