ろ過装置を作って、水をキレイにしてみよう!|夏休み自由研究|
災害時に水が出ない、避難所でも活躍できる、ろ過装置の作り方の知識があれば水には困りません。
飲料水のろ過装置(サバイバルや自由研究で使われる簡易的なもの)の順番と作り方を解説します。
ろ過材を入れる順番
容器(ペットボトルなど)の底(飲み口側)から順に、細かいものから粗いものへと重ねていくのが基本です。
1. 脱脂綿・布(一番下):細かい汚れを最後にキャッチします。
2. 活性炭(または砕いた炭):臭いや不純物を吸着します。
3. 細かい砂:小さなゴミを取り除きます。
4. 粗い砂・小石:大きなゴミや泥を最初に取り除きます。
ペットボトルでの作り方

1. 容器の準備:ペットボトルの底を切り 取り、逆さまにします。
2. 飲み口の加工:飲み口に布やガーゼを被せ、輪ゴムでしっかり固定します(キャップに穴を開けてもOK)。
3. 材料を詰める:上記の「順番」通りに、各層が3〜5cm程度の厚さになるように材料を詰めていきます。
4. 水を流す:泥水などを上から静かに注ぎ、下の容器に溜まった水を確認します。
注意事項
この装置でろ過した水は、見た目が透明になっても細菌やウイルスが含まれている可能性が高いです。飲み水として使用する場合は、必ず5分以上沸騰させてから使用してください。
因みにある動画では飲み水に変えてから飲まれていた動画がありましたが、飲んだ時にやはり炭の味がすると言っていました。
それで炭の代わりになる物を調べると、
飲料水を確保するための「炭(活性炭)」の代用について、現実的で安全な方法を解説します。
1. 自然の材料で代用する場合
- ゼオライト(沸石):
園芸用や水槽の浄化剤として使われる石で、微細な穴が開いている構造が炭に似ており、アンモニアなどの不純物を吸着する力が非常に強いです。
- 麦飯石(ばくはんせき):
こちらも水槽用などでよく見かける石です。
吸着作用があるだけでなく、ミネラルを放出して水を整える効果があります。
注意
- 普通の炭を自作する:
バーベキュー用の炭(着火剤などが付いているもの)は化学物質が含まれるためNGですが、焚き火の後の「燃え残り(木炭)」を細かく砕いて使うことは、サバイバルにおける最も一般的な代用方法です。
2. 物理ろ過を強化して代用する場合
炭がないと化学的な吸着ができません。
その分、物理的なフィルターを厚くして泥やゴミを徹底的に除きます。
不織布・コーヒーフィルターを重ねる:
炭の層を入れるはずだった場所に、コーヒーフィルターや清潔な布を何重にも折り畳んで詰めます。これにより、炭が吸着するはずだった微細な浮遊物をある程度物理的にキャッチします。
3. 「炭」を使わない場合の浄水構成
1. 一番下(飲み口側): 綿 + コーヒーフィルター3枚以上
2. 下層: 非常に細かい砂(厚めに)
3. 中層: ゼオライト(あれば)または粗い砂
4. 上層: 小石(大きなゴミ取り)
最も重要な安全上の注意
炭(活性炭)を使っても使わなくても、自作のろ過装置では「細菌」や「ウイルス」を完全に殺すことはできません。
飲料水として確保する場合、ろ過はあくまで「水を透明にするための前処理」と考え、ろ過した後は必ず以下のいずれかを行ってください。
1. 煮沸(沸騰): 5分以上グラグラと沸騰させるのが最も確実です。
2. 日光消毒(SODIS法): 透明なペットボトルにろ過した水を入れ、直射日光に6時間以上当てることで、紫外線により殺菌します(緊急時の方法です)。

因みに水を循環させるヘロンの噴水の原理を用いて、ろ過装置と組み合わせて使用するのも良いと思います。
その方法としては沢山動画に出ていますので、YouTubeをご参考にしてください。