ライブの勢いそのままに酒を呑むものだから、グラスを次々に破壊するわ、掘りごたつのある居酒屋だったらテーブルをどかしてプロレスをするわ、もう、大変。いろんな居酒屋から出入り禁止を食らうという凄まじさ。
そこでXに付けられた名称が“関東三大粗大ごみバンド”である。他の2バンドはHIDEがいたサーベルタイガー、ディメンシアである。「ひどい呼ばれ方していたよ」と後にYOSHIKIは笑っていたが、そう呼ばれてしまうだけのことをしていたのは事実だ。
ともかく、そういうバンドだから関わろうとするオトナ達は皆無。だから自分で作るしかなかった。そこで最初にしたのは、レコードのプレス工場に自ら行って、いくら払えばレコードを作ってくれるのか、ストレートに質問したという。
今度は印刷工場に出向いて、ジャケットを作るにはどうすればいいのか。さらにジャケットに文字を入れるために写植屋へ行って、いくらぐらい掛かるのか。そしてもちろんスタジオにもレコーディングでどれぐらい掛かるのかも聞き、レコーディングエンジニアが必要と言われれば、エンジニアは具体的に何をするのかも調べたという。
また、リリースするときにはライブもやりたいし、大々的に宣伝もしたい。そこで雑誌に広告を出すにはどうすればいいのか。次々に沸き出る疑問を、自らの行動力と、音源を出したいという意志の強さで解決していった。
“無敵と書いてEXTASYと読む、無謀と書いてYOSHIKIと読む”の精神は、すでにEXTASY RECORDSの設立から発揮されていたといっていい。

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