食筋(しょくきん)トレ
主宰者のDr.Mayuです
歯科医師×栄養士の視点から
食の大切さを
お届けしています
日々いろいろな方を診たり
いろいろな調べものを
していると
えっ
と思うことに遭遇するのですが
今回の
えっは
ろうそくを吹き消せない
子どもがいる
らしいということ
まあ
誕生日は年に1回ですし
吹き消せなくても別に・・
と思うかもしれませんが
これ
結構まずいですよ
フ~と
ろうそくが吹き消せない
ということは
口をすぼめられない
狙いの場所に空気砲を出せない
ということ
こういう方は
食事中に唇が閉じずに
くちゃくちゃ
音を立てて
咀嚼することが多くて
常に口が
ぽかんと開いている
つまり
口の動きが悪い人
子どもの
お口ぽかん
見かけませんか
そもそも
なぜこのような子どもが
増えたかといえば
風車
紙風船
風船ガム
など
口を使って遊ぶものが減り
さらに
テレビゲームなど遊びの変化
コロナで吹くこと禁止&マスク
汚い・危ないなど過度な警戒心
で
さらに口を使う遊びの減少に
拍車がかかった
確かに
昔は10円で風船ガムを買って
ガムで風船作る競争したり
2重に風船つくったりして
よく遊んだ←昭和
しかし
最近あまり見ないかも・・・
ガムをくちゃくちゃ噛むのは
お行儀が悪いかもしれないが
いかに大きい風船作るか
とか
風船3つ同時に作る←
など
口をすぼめたり
舌を自在に動かしたり
つばを飲んだりして
ガムで風船作ることが
自然と口の機能を鍛えて
口を閉じて食べる
しっかり飲み込む
という
当たり前の
食べる機能の発達を促していた
ということですね
こんなこともできない子がいるらしい
この唇をしっかり動かす
という習慣がないと
これで一生過ごすことになり
非常に食べるときに
リスキーに
試しに
口あけたまま
つば飲んでみてください
すんなり飲めないですよね
そして
歯並びへも
おおいに影響する
年を取っていくにつれて
習慣を直すのは
至難の業なので
ぜひ子どものうちから
直してほしい
とある保育施設の取り組みで
風車
吹きゴマ
などフーフーしながら
遊ぶことを実践したら
半年で
30センチの距離から
ろうそく消すテストで
54%→85%の子どもが
できるようになった
と報告されていました
つまり
やればなおる
です
お子さんがいる方
滑舌が悪い気がする方
風船ガム
ふくらましてみてください
お子さんにやってもらってみてください
しっかりできますか
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ではまたお会いしましょう
食べることって幅広い
いろいろな立場からの
どうしたらいい?の答えを
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