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輝くはずの新生活は徐々に暗雲がたちこめていった。
きっかけは私の友達関係だったんだと思う。
同じ高校から同じ大学に進学した友達は３人。
でもお互い顔見知り程度だったから
入学してから一緒にいるわけではなった。
最初に仲良くなったのはユキとリサ。
都内の私立高校出身の２人。
同い年だったけど、２人ともとっても大人っぽくって
田舎育ちの私にはとってもまぶしかった。
昼休み、ご飯を食べたら必ず化粧室へ。
帰りも化粧室へ。
隙あらば、化粧室へ。
私はビックリ。（私は大学に入学したての頃はまだ化粧もままならなかったから。）
「あー、同じ大学生でもこんなに違うんだな」って思ってしまった。
入学して2ヶ月。
これといった理由はなかったけど、ある日を境にリサと私の関係があまりよくなくなってしまった。
ユキ・リサと３人でいれば大丈夫だったけど
リサと2人きりのとき、無視されてしまうことも少なくなかった。
私はユキとリサと一緒にいるのが苦しくなった。