2021年10月に進行性核上性麻痺と診断された夫
診断されるより前から度々転倒し、あれこれ壊れました。
浴室のガラス...背中で割って流血の惨事に
トイレットペーパーホルダー
扇風機2台
プラスチックのカゴ2個
洗濯物のハンガー10連を2個
洗濯物のピンチハンガー
トイレ外の手洗いの排水管
居間(現在の夫の居室)と座敷のガラス何枚か
洋服をかけるハンガーラック.....
まだまだあったような気がします。
そして転倒の回数はこの比ではありません
それでも大怪我にならずに済んでいるのは幸運なのでしょう。(肋骨骨折ありましたが)
買い替えたり、付け替えたり、ちょっとしたリフォームになったりもしました。
中でも一番多かった居間と座敷のガラス戸の破損でした。
我が家は築50年、ガラスの引き戸が12枚あります。
特に居室から廊下の引き戸は毎日何度も動かすので、そこで何度も転倒していました。
引き戸の手前で転倒して勢いよく当たったり、引き戸の開け閉めでバランスを崩したり...
何度か建具屋さんにガラスを入れ替えてもらいました。
そのうち割れたガラスで大怪我するのでは、とハラハラしていました
で、ある日、思いつきました
ガラスをアクリル板に替えられないか？
早速建具屋さんに電話して聞いてみました📞
「できますよ！今度見本をお持ちします。見積もりを見てから決めてください。」との事
私は、その頃、飲食店などで設置されていた透明のアクリル板を想像していたのですが、透明だと廊下から夫の居室が丸見えになって嫌だな〜と思っていました。
数日後、建具屋さんが持って来た見本は、言われなければアクリル板と気がつかないような、見た目ほぼガラスのような物でした。
見本は3種類あり、
①一面が小さな凸凹になっている物
②すりガラスの様な物
③和風の柄になっている物でした。
どれも良さそうで、どれにするか決め難かったので、値段に差があるのか聞いたところ
①の一面が凸凹になっている物が一番安いと言われたので、迷わずそれに決定
それでも、175㎝×73㎝の戸 4枚を全てアクリルガラスに取り替えてもらったら5万円近くかかりました
その後も同じ部屋の広縁側も２枚取り替え😭
なかなかの出費でしたが、何より割れたガラスで怪我をする心配が無くなりました
仕上がりはこんな感じです。
見た目ガラスと変わりません
建具屋さん、戸の下のコマもつけ替えてくれました。
それまではコマが潰れて、調子が悪くて重かったんです
急に軽くなったので、しばらくは夫も慣れずに転倒する事もありましたが、慣れると軽い力で開け閉めできて良くなりました