進行性核上性麻痺の夫

トイレで自分のお尻が拭けません。

なので大が出たら呼び出しベルで呼んでくれます。

ベルはポータブルトイレ近くのタッチアップにぶら下げています。

けれども、トイレ以外で私を呼びたい時は
「おーい おーい おーい
と声をあげて呼んでいました。

これはこれで嚥下の訓練になって良かったのですが、我が家のダイニングキッチンと居間(現在の夫の居室)はセパレートで中廊下が間にあります。

両方の戸を閉めていると、なかなか声が聞こえません。

3月のある日の事

私は義母と夫のナイトケアを済ませて、夕食後の片付けをしていました。

途中トイレに行くために中廊下に出ると
「おーい❗️」と夫の声が聞こえました。

「何?」と覗くと
夫はベッドに横になっていました。
目には涙をためています🥺

どうやらかなり前からおーいおーいと繰り返し呼んでいたらしいのですが、私の耳に届かず、いくら呼んでも来ないので、辛かったようです😥

要件はベッドに横になったものの、身体がうまく収まらなくて、直して欲しかったようでした。

ちょっとかわいそうになったので、呼び出しベルを増設する事にしました。

トイレのところにつけているのと同じベルです。
ベッドに横になっても、椅子に座っていても呼べるように、ベッドの頭側に取り付けました。



結果、ちょっと後悔しています😓

用が無くてもちょっと寂しくて呼んだり、うまく横になれているのに身体を引っ張ってくれと立て続けに呼んだり、明け方に呼んだりショボーン
(見守りカメラで、何?どうしたん?と呼びかけても、オウム返しでらちがあかず、結局起きて行ったが、大した用では無かったえーん)


うーむ🤔
どうするべきか?

本当に困った時だけ呼んでと言っていますが、そうすると肝心な時には呼ばなかったり...

なかなか自分で判断がつかないので、仕方ないのでしょうね。

しばらくは夫の呼び出しにお付き合いしてみますウインク