ワイキキのクヒオ通りで、長年「とりあえずここ」だったスーパーといえばフードパントリーでした。1960年に開業し、約60年にわたって観光客と地元住民の両方を支えてきましたが、コンドミニアム「リリア・ワイキキ」建設のため2019年に閉店。その跡地の2階に、同じフードパントリー社の運営で2023年1月11日に開いたのがワイキキマーケットです。

 

オープンから3年余りで、早くも大規模な改修に入りました。2026年2月18日から設備メンテナンスのため一時休業し、3月下旬以降は物販と一部デリだけの制限営業。そして2026年8月25日、フードステーションとメニューを刷新してグランドリオープンを迎えています。

 

場所はリリア・ワイキキの2階。カラカウア通りから一本入ったクヒオ通り沿いで、インターナショナル・マーケットプレイスからも徒歩圏内です。

 

改修の中心は、ただ棚を入れ替えたのではなく「その場で食べる・持って帰る」機能の強化です。いちばん目立つ新顔が、カスタマイズ式のロコモコステーション。ハンバーグだけでなく、チキンカツ、ブレイズドショートリブ、サーモンの茶漬けパティなどからタンパク源を選び、白米・玄米・ガーリックライス、マウイオニオンや照り焼きジンジャーなどのグレイビー、卵の焼き加減まで自分で組み立てられます。現地では9.99ドル前後からという報告もあり、ワイキキの外食価格を考えると現実的です。

 

ポケは量り売りが復活し、ハマチやアウなど種類も増えました。むすびは12種類以上、プレートランチにはスモークミートやウル(パンノキ)のトッツも並びます。ベーカリーではウベ、ユズ・リリコイ、ストロベリーレモネード抹茶などのモチマラサダ、焼きたてのフラットブレッドも加わりました。生鮮食品や日用品に加え、地元産コーヒー、ハンドメイドチョコレート、限定グッズの棚も拡充され、ホテル滞在の買い出しとお土産探しが一度で済みます。

 

 

 

同じ2階のレストラン「オリリ・ワイキキ」も同時再開。水曜から日曜の16時〜22時営業で、16時〜18時はハッピーアワーがあります。カンパチのクルードやチリクラブヌードル、ハロハロ2.0など、ミックスプレート文化を現代風に再構成したメニューが並びます。1階の「ピコ・キッチン+バー」は改修中も営業を続け、$5バーガーや$5バオで知られるパウハナの定番です。

店内の生鮮売り場はコンパクトで見やすく、カットフルーツやカット野菜も充実しています。コンド滞在で自炊したい人にも、部屋食を少し豪華にしたいホテル滞在者にも使いやすい規模です。

 

 

 

基本情報
住所:2380 Kuhio Ave., Honolulu, HI 96815(リリア・ワイキキ2階)
電話:808-923-2022
営業:毎日 6:00〜22:00
併設:オリリ・ワイキキ(水〜日 16:00〜22:00)、ピコ・キッチン+バー(1階)

フードパントリー時代の役割——「ワイキキの真ん中で、普通の買い物ができる場所」——は残っています。ただ今回のリニューアルで、朝食のむすび、昼のロコモコ、夕方のポケ、夜のお土産まで一本化できるスポットになりました。次のワイキキでは、ビーチの往復ついでに一度立ち寄る価値があります。