マーキュリーブランドの中で、一番長い間生産されたコロニーパー
ク、1957~1991の34年間、ステーションワゴンの代表車種として存在
したフルサイズステーションワゴン。


 Mercury Colony Park

 

 外観のウッドパネルが特徴的なワゴンで、兄弟車として、フォード
Country Squireがある。コロニーパークは、他にVoyager、Commuterと
呼ばれるステーションワゴンスタイルの車種の上級車種として位置づ
けられていて、デビューイヤーの1957年には、7386台が生産された。
Voyagerなどは、2列シートの2ドアタイプ。


 ホイールベース119インチ(3022mm)の長さを持ち、3列シートタイ
プのものでは、9人乗りを実現した。初期のコロニーパークから採用
されているウッドパネルは最終年の1991年まで、共通して使われた
シンボル的デザインとなっている。また初代のものでは、フロントと
リアのピラーが無く、より見た目に長く見える。


 組み合わされたエンジンは、V8エンジンで、ベースとなったのは、
フルサイズセダンのフォード・フェアレーン。当時大人気者となって
いた、サンダーバードの影響が強いモデルで、1958年には、Big Block
Fe V8エンジンが導入され、6リッターから6.3と7リッターのよりパワ
フルなものとなった。
 

 予断だが、映画カーズでは、「キング婦人」という名前で1970年の
モデルが、使われている。

 
*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*


 人気ブログランキング【ブログの殿

堂】  どうぞ投票クリック を。