1955年から11年間に渡りクライスラーの限定ラグジュアリーセダン
「レターシリーズ」の中で、最も完成度が高いとされている1957年
発売の300C。1955のC-300から続いて、300B、300Cと続き、最終年の
1964の300Lまでのシリーズがレターシリーズと呼ばれ、当時のクライ
スラーの最高技術をふんだんに盛り込んだハイパフォーマンスラグジ
ュアリーカーシリーズ。(「i」だけは存在しない。)
この300レターシリーズのこだわりが、初期マッスルカーへの影響
を与えたこともあり、その後のアメリカの自動車業界に多大な影響を
及ぼしたクルマだったと言える。
この300Cは、クーペが1918台、オープントップのコンバーチブルが、
484台と少ない数が生産され、大衆向けではなく、クライスラーが当時
持っていた技術の全てを使った、恐らく当時としては、最高峰のクルマ
だと言われている。
搭載したエンジンは、基本的には、6.4リッター375馬力のV8Hemiエ
ンジンで、更にわずか18台だけ生産されたプレミアカーには、390馬力
のエンジンを搭載された。
外観の特徴としては、低い車高、格子状のフロントグリル、以前に
比べて大きいフロントガラスやテールランプが挙げられる。また、ト
ルクフライト(Torque Flite)と呼ばれるオートマ変換機が導入され、
現在でも主にトラックなどのハイパワー車両には導入されているもの
の元祖となっている。
その他にもよりスタイリッシュに見えるテールフィンは、飾り以上
に、高速走行時の安定性を求めたものが採用されているなど、馬力や
速さのみを求めた以上に、ハンドリング、安定性など詳細にこだわっ
たクルマに仕上げられている。
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