1964年マスタングに影響されたクルマで、スポーティさ、パフォー
マンスの高く廉価で、コンパクトな中型車をポニーカーと言うが、そ
のマスタングよりわずか2週間早く発売されたのが、このプリマス・バ
ラクーダの初代モデル。言ってみれば、ポニーカーの元祖。


 Plymouth Barracuda


 1940年代には、アメリカのマーケットで三大大衆車ブランドの一つ
として存在したプリマス。時代の流れに乗ることが出来ずに、60年代
には、衰退の一途を辿っていた。衰退はしているものの、70年代のプ

リマスというブランドを代表したのが、3代目バラクーダだろう。


 3代目バラクーダには、より広いエンジンスペースを持ち、ボディ
全長は短いが、全幅は広いプラットフォームが採用され、マッスルカー
の代表車であるダッジ・チャージャーと同じものを共有している。


 より広いエンジンスペースに、クライスラーの426in³(立法インチ、
≒26立法cm)、7リッターHemiエンジンを搭載し、425馬力の1/4マイル
(0-ほぼ400m)を最速12秒台というパフォーマンスを発揮した。


 3代目モデルの2年目の1971年モデルには、バラクーダとしては、初
の4灯ヘッドライトなどの変更が施され、1971年モデルの426Hemiモデル
は、現在では200万ドル(2億円以上)とも言えるプレミアが付いている
。(アメリカwikipediaによると、2004年にこのモデルのオーナーが
500万ドル≒5億7千万円のオファーを断ったそう。)


 Plymouth Barracuda 1971


 バラクーダとは、熱帯地域に住む凶暴な魚のことで、マッスルカーの
終焉と共に消えてしまったクルマですが、今見ても、まさにマッスルカ
ー(チャージャーと被る部分があるからかもしれませんが)の外観に、
車種名の凶暴さに繋がるマッスルさが際立つクルマだと思います。響き
的には、チャージャーよりもバラクーダの方が強そうな響きだと感じま
す。


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