訃報 | 公認会計士論文式試験答案の備忘録&補習所講義・考査の記録

訃報

先日、「絶対内定」の著者である杉村太郎さんがお亡くなりになりました。
心よりご冥福をお祈り申しあげます。



この本は、僕が今まで読んだ本の中で、恐らく僕の人生に一番大きな影響を与えた本です。

最初は、超氷河期の就職活動の中で、藁にもすがって読み始めた本でした。
就職活動に役立つ情報がないかな、と思いながら。
しかし、この本は読んだことがある方はご存知だと思いますが、
就職活動を行う上でのテクニックを紹介する本ではありません。
(一部テクニックも書かれていたかもしれませんが)

自分とはいったい何なのか。
自分はどういう人間なのか。
自分は何がしたいのか。

自己分析を徹底的にして、その結果を面接にぶつける。
それは、自分そのもの、もっと言うと自分の今までの人生全てをぶつけることになる。

そして、自己分析を徹底してやってみて、自分が本当に「ヤリタイコト」を
見つけた人の言葉には力がある。

これは、就職活動だけではなく、人生全てに通ずるものがあると自分では思っています。
公認会計士試験も、自己分析を徹底的にした結果(就職してから何年もたってからですが)、
これだ!と思って一直線に突き進んだからこそ一発合格出来たのだと思っています。

公認会計士試験に何回チャレンジしても上手くいかない方。
公認会計士試験をこれから受験してみようかと悩んでいる方。
自分の存在意義に悩んでいる方。
仕事が面白くない方。

そんな時には、自己分析をしてみてください。

人は生きていく中で、一瞬一瞬常に選択を迫られています。
色々な選択をして来た結果、今の自分がいるわけです。

どんな選択をしてきたか。それを思い起こすことで、自分はどういう人間なのかが
きっと見えてくると思います。
それさえ見つけられれば、あとはその自分がヤリタイコトを考えるだけです。

今、公認会計士試験に合格しても就職状況は決して楽ではありません。
しかし、自分は何がやりたいのか、自分は○年後にどうなっていたいのか、
ということについて明確なイメージを持っていれば、きっと就職活動も上手くいくし、
万一上手くいかなくて、自分の希望通りの職場に行けなくても、その職場で
どのようなキャリアを積んで、将来なりたい自分になるためにどう活かしていくかが
見えてくるため、仕事への張り合いが全然違うはずです。


いろいろなことで悩んでいる方は、是非自己分析に本気で一度取り組んでみてください。
やり方がわからなかったら、古本屋で構いませんので、是非「絶対内定」を手にとって、
一度じっくり読んでみてください。




こういうことを教えてくれたこの本の著者である杉村さんが若くしてお亡くなりになったのは


本当に残念です・・・。


でも、素晴らしい財産を残してくださっていると心の底から感謝したいと思います。