お休みの日に、
ちょっと、
近くのショッピングモールへ行ってきました。
目的は、
『洗濯ネット』を買い替えること。
それだけでした。
『洗濯ネット』を、
新しくする。
たったそれだけの予定だったのです。
私は、
お気に入りのバッグを片手に、
軽い足取りで、
お店の自動ドアをくぐりました。
せっかくのお休みだから、
ゆっくり見て回ろうかな。
そんなふうに、
思っていました。
ここで、
問題になるのが、
『100円ショップ』
という場所の魔力です。
あそこって、
不思議ですよね。
ただ歩いているだけで、
なぜか、
カゴが勝手に埋まっていくのです。
最初は、
『洗濯ネット』のコーナーを探していました。
でも、
途中で、
別の棚が、
目に入ってしまったのです。
それは、
文房具のコーナーでした。
『可愛い付箋』が、
並んでいました。
動物の形をした、
ちょっとシュールな顔をした、
付箋です。
こういうのって、
見ているだけで、
なんだか、
クスッとしてしまいますよね。
私は、
足をとめました。
そして、
手に取ってしまいました。
「これ、
けっこう可愛いかもしれない。」
そう、
心の中でつぶやきました。
ここで、
私の心の中に、
小さな言い訳が生まれます。
「まあ、
付箋くらいなら、
仕事で使うし。」
「無駄遣いには、
ならないはず。」
そうやって、
自分を納得させて、
カゴの中に、
そっと入れました。
そこからが、
本当の戦いでした。
少し、
話しは変わりますが、
みなさんは、
100均の『季節のコーナー』って、
見たことがありますか?
入り口のすぐ近くにある、
あの、
誘惑のゾーンです。
そこには、
次の季節に向けた、
小さなインテリア雑貨が、
所狭しと並んでいました。
ミニチュアの置物とか、
可愛いお皿とか。
気づいたら、
私はその前に立っていました。
手に取っていたのは、
小さなガラスの小皿です。
模様が、
とても繊細で、
「これに、
チョコレートを乗せたら、
おうち時間が楽しくなりそう。」
そんなふうに、
思ってしまったのです。
お値段はもちろん、
100円。
この「100円」という魔法の数字が、
人間の理性を、
いとも簡単に、
麻痺させます。
「100円だし、
いっか。」
この言葉を、
何度心の中で唱えたことか。
気づけば、
カゴの中には、
『洗濯ネット』の姿が、
すっかり見えなくなっていました。
下の方に、
埋もれていたのです。
代わりに、
『動物の付箋』
『ガラスの小皿』
『謎の収納ケース』
『おしゃれなマスキングテープ』
などが、
ぎっしりと、
詰め込まれていました。
レジに並びながら、
私は、
ちょっと冷や汗をかきました。
合計金額を見て、
びっくりしました。
「えっ、
こんなに買ったっけ?」
カゴの中身を振り返ります。
一つひとつは、
100円なのです。
でも、
積もり積もれば、
それなりの金額になってしまう。
これが、
いわゆる、
『100均マジック』
というものなのでしょうか。
おそるべし、
100円ショップの破壊力。
私は、
ため息をつきながらも、
どこか、
満足している自分がいました。
こういうのって、
やっぱり、
お買い物の醍醐味なのかもしれません。
予定外のものを買う。
計画とは違うものを手に入れる。
それは、
ある種の、
小さな冒険です。
家に帰ってから、
買ってきたものを、
並べてみました。
リビングのテーブルの上に、
広げてみます。
『洗濯ネット』を取り出しました。
うん、
これは本来の目的です。
でも、
その周りには、
予定にはなかった子たちが、
ずらりと並んでいます。
夫がそれを見て、
「また何か買ってきたの?」
と、
あきれたような顔をしました。
私は、
少し気まずそうに笑いながら、
「だって、
可愛かったんだもん。」
と、
言い訳をしました。
夫は、
「まあ、
使えそうなものばかりだから、
いいか。」
と、
笑って許してくれました。
こういう時間って、
なんだか、
ほっこりしますよね。
予定通りにいかない一日。
でも、
それがかえって、
楽しい思い出になったりする。
人生も、
きっと、
そういうことなのかなと思います。
計画通りに進むのが、
一番いいのかもしれません。
でも、
たまには、
こういう脇道にそれるのも、
悪くありません。
むしろ、
その寄り道の中にこそ、
思いがけない喜びが、
転がっていたりするのです。
明日から、
この新しい付箋を使って、
お仕事も頑張れそうです。
ガラスの小皿には、
さっそくお菓子を乗せて、
テレビを見ながら、
ひと息つきました。
思った以上に、
良いお買い物をした気がします。
次は、
何を買おうかな、
なんて。
懲りずにまた、
行ってしまいそうです。
みなさんは、
予定外のお買い物をしてしまった経験、
ありますか?
こういう時、
どうやって自分を納得させているか、
ちょっと気になってしまいます。
また今度、
ゆっくり、
100均のパトロールに行きたいなと思いました。
そういえば、
少し、話しは変わりますが、
みなさんは、
お部屋の模様替えって、
最近いつしましたか?
私は、
先日買ったガラスの小皿を置いただけで、
なんだかリビングの雰囲気が、
少しだけ変わったような気がして、
それがすごく嬉しかったんです。
大きな家具を買い換えたりしなくても、
ほんの小さな雑貨をひとつ置くだけで、
お部屋の空気が、
ぱっと明るくなったりする。
そういうのって、
不思議ですよね。
ものは同じなのに、
自分の気持ちひとつで、
見え方がガラリと変わる。
これって、
お部屋だけじゃなくて、
毎日の生活そのものにも、
言えることなのかなと思います。
毎日、
同じことの繰り返しのように感じてしまう日って、
どうしてもありますよね。
朝起きて、
ご飯を作って、
洗濯をして、
お仕事に行って、
帰ってきて、
また次の日の準備をする。
そんな、
代わり映えのしない日常。
でも、
そんな何気ない毎日の中にも、
小さな楽しみや、
きらっと光る瞬間は、
ちゃんと隠れていると思うのです。
たとえば、
通勤の途中で見かけた、
季節の花が綺麗だったり。
お昼休みに飲んだカフェラテが、
いつもより美味しかったり。
帰り道の空が、
綺麗な夕焼けだったり。
そういう、
本当に小さなこと。
見逃してしまいそうなほど、
ささやかなこと。
でも、
それに気づけるかどうかで、
毎日の感じ方が、
大きく変わってくる気がします。
心に余裕がないときは、
そんな景色さえも、
見えなくなってしまったりする。
忙しさに追われて、
ただただ時間を消費してしまう。
「あぁ、今日も疲れたな」
そんな風に、
ため息をつきながら、
一日が終わっていく。
もちろん、
そういう日があっても、
全然いいんです。
人間だもの、
疲れる日だってありますよね。
無理にポジティブになろうとしなくても、
いいんです。
ただ、
ふと立ち止まったとき、
自分の周りを見渡してみる。
すると、
案外あたたかいものが、
たくさんあったりするんですよね。
家族の何気ない一言だったり、
お友達からのLINEだったり、
お気に入りのマグカップだったり。
そういうものに、
ちゃんと目を向けてあげたいなと、
最近よく思うのです。
そう考えると、
お買い物に行くことも、
私にとっては、
ただモノを買うだけじゃなくて、
自分の心をご機嫌にするための、
大切な時間なんだと思います。
「これを手に入れたから、明日から頑張ろう」
そんな風に、
自分に小さなご褒美をあげる。
ちょっとしたワクワクを、
生活の中にちりばめていく。
そうやって、
自分の機嫌は自分でとる。
大人になると、
そういうことが、
だんだん上手になってくるのかもしれません。
若い頃は、
もっと劇的な変化を求めたり、
遠くへ行きたいって思ったり、
背伸びをすることが多かった気がします。
でも、
今は違います。
身の丈に合った、
自分サイズの幸せ。
それを、
日々の暮らしの中から、
丁寧に見つけていくこと。
それが、
すごく心地いいなと感じるんです。
あ、
なんだか少し、
語ってしまいましたね。
ひとりでコーヒーを飲みながら、
ついつい、
そんなことを考えてしまいました。
お休みの日って、
こういう風に、
とりとめもないことを考える時間も、
また贅沢だったりします。
普段は忙しくて、
頭の中を空っぽにする暇もないからこそ、
こういうボーッとする時間が、
必要なのかもしれません。
ぼーっとしながら、
次に何を作ろうかなとか、
今度の週末はどこに行こうかなとか、
そんなことばかり考えています。
考えているだけで、
なんだか楽しくなってきちゃいますよね。
次の週末は、
お天気がよかったら、
少し遠くの公園まで、
お散歩に行ってみようかな。
お気に入りの水筒に、
温かいお茶を入れて。
ベンチに座って、
のんびり本を読んだりして。
そんな休日を想像するだけで、
今週のお仕事も、
なんだか乗り切れそうな気がしてきます。
みなさんは、
次の週末、
どんな風に過ごしたいですか?
もしよかったら、
教えてくださいね。
なんて、
画面の向こうのあなたに、
そっと話しかけてみたりして。
そろそろ、
夕飯の支度を始めないと、
いけない時間ですね。
今日は、
冷蔵庫にあるお野菜で、
温かいスープでも作ろうかな。
新しいガラスの小皿に、
どんなおやつを乗せようかも、
まだちょっと迷っています。
そんな、
なんでもない日常のひとコマが、
私はとても好きです。
また、
こういうお話を、
ここでできたらいいなと思います。
それでは、
また。
そういえば、
さっき窓の外を見たら、
空がきれいな夕焼け色に染まっていました。
すっかり日が短くなって、
秋の気配が感じられるようになりましたね。
こういう季節の変わり目って、
なんだか少しだけ、
切ないような、
愛おしいような気持ちになりませんか?
私は、
この夕暮れ時の雰囲気が、
昔からとても好きなんです。
台所の窓から見える空をぼんやり眺めながら、
お湯を沸かす音を聞いていると、
心がすーっと落ち着いていくのを感じます。
忙しい毎日を送っていると、
どうしても時間に追われてしまって、
自分の気持ちを見失いそうになることがありますよね。
でも、
そんなときこそ、
立ち止まってみるのが大事なんだと思います。
ほんの五分でもいいから、
温かい飲み物を手に、
ただ窓の外を眺めたりして。
そういう時間って、
一見すると、
何の意味もないように思えるかもしれません。
でも、
実は、
その何でもない時間こそが、
私たちにとって、
とても大切なものだったりするのです。
心に栄養を補給する時間、
とでも言うのでしょうか。
自分を大切にする時間、
と言い換えてもいいかもしれません。
毎日がんばっている自分に、
「お疲れ様」って、
心の中で声をかけてあげる。
そういう小さな優しさを、
自分自身に向けてあげることって、
案外忘れがちになってしまいますよね。
だからこそ、
休日のちょっとしたお出かけだったり、
お気に入りの小皿でおやつを食べたりする時間が、
私たちの暮らしを、
そっと支えてくれているのかなと思います。
大きな幸せじゃなくてもいい。
ドラマチックな出来事がなくてもいい。
ただ、
目の前にある小さな楽しみを、
「あ、これいいな」って素直に喜べる心を持ち続けていたい。
そうやって暮らしていけたら、
毎日の景色が、
少しずつ違って見えてくる気がするのです。
いつもと同じ帰り道も、
いつもと同じスーパーの棚も、
ちょっとしたお気に入りの雑貨も。
すべてが、
自分の機嫌をとるための、
素敵なアイテムに変わっていく。
なんだか、
話しているうちに、
自分の気持ちがどんどん整理されていくような、
そんな不思議な感覚になっています。
こうやって、
日々の小さなことについて、
つらつらと書き留めていくのって、
思っていた以上に楽しいですね。
まるで、
お友達とお茶を飲みながら、
他愛のないおしゃべりを楽しんでいるような、
そんな温かい気持ちになります。
みなさんは、
今日、
どんな一日を過ごしましたか?
何か、
心がほっとするような瞬間は、
ありましたでしょうか。
もし、
忙しくてそんな余裕がなかったなという方がいたら、
今夜はぜひ、
少しだけ深呼吸してみてくださいね。
温かいお風呂にゆっくり浸かったり、
好きな香りのハンドクリームを塗って寝たり。
そんなささやかな贅沢を、
自分にプレゼントしてあげてください。
明日も、
あなたにとって、
穏やかで優しい一日になりますように。
それでは、
そろそろ本当に、
夕飯の支度に戻るとします。
また、
ここでお会いできるのを、
楽しみにしていますね。