先生曰く、私たちの両親(もしくはその一つ下の)世代はまだ半分ほどはガラケーを使っているらしいですが、私たちの世代はほとんどがスマホユーザーのようです。
私は高校生まではガラケーを使っていましたが、この時点でクラスの7、8割の人はスマホを持っていた気がします。
両親も今年からスマホに変えました。着々と普及が進んでいることを感じます。
印象に残ったのは、タッチパネルで操作するスマホの普及によってウェブページのデザインにも変化が出てきたということです。
ユーザーの6割ほどが右手で、かつ右親指で下からスマホを操作しているそうです。(ちなみに左手ユーザーは利き手を空けて「ながら操作」をしている可能性が高いためスマホ依存者が多いとかなんとか……)
そのため、主要なSNSのホームボタンはほとんどが画面下に並んでいます。
また、スマホはパソコンと比べてボタンやリンクが認識しにくく、押しにくいという特徴があります。パソコンのマウスを当てることでできるリンクの確認がスマホではできないからです。
画面をパッと見ただけでリンクやボタンだと分かるようなウェブサイトづくりは、これからの課題のようです。これは私たちにも関係ない話ではないなあと思いました。情報を整理、伝達する技術はこれから益々必要になってくるんだろうなと思います。
スマホの普及はサイトの検索数にも影響を与えています。
PCのみ持っていた人がスマホとタブレットを持つと、検索数が2倍以上に上がったというデータがあります。
PCよりも手間がかからないので自然な流れなのかもしれません。私もスマホを片手に、ラジオやテレビで見聞きした言葉を調べることがよくあります。
そして面白いことに、スマホ検索数の増加には若い女性が大きく関係している可能性があるそうです。

若い女性のスマホ検索数は、PCのそれを上回っています。
Googleキーワードプランナー(スマホの検索数と割合を調べられるサイト)によると、「マツエク」などの女性が多く調べそうなワードがスマホ検索率8割を超える場合もあるようです。

若い女性のほうがPCは持たずにスマホは持っている割合が高いことが理由の一つと考えられています。
また、音声認識機能の開発によって検索ワードの短縮化、話し言葉化も進んでいます。
検索にも傾向の変化があることに驚きました。
スマホは今でも十分便利だと思いますが、まだまだ発展途上な部分もあるのかもしれません。
次回の授業は「キュレーションの必要性」についてです。(キュレーションってなんだろう……)