藤吉郎のやもめ日記藤吉郎は要領のいい猫である。普段はよろよろやっと歩いているのだが、必要となるとさっと歩く。私と母が食事していたら母が藤吉郎来ないわねと言い私もそう言えばいないねといったら後ろでニャーンと大きな声で鳴いた。足音どころか気配すら無かった。なんだ元気に歩けるんじゃんと私。さすが猫ね猫かぶりだわと感心したように母。藤吉郎はご飯を澄まして食べている。