高知レポ、続きます。雨吉ですニコニコ

この日は中土佐へ。

小さな街市場、久礼大正町市場(くれ たいしょうまちいちば)を訪れました。


地元の方から、「鰹食べるなら久礼。行けるならここが良い」

とおすすめしていただいたお店へ。

(前日から鰹尽くしです!)


田中鮮魚店

たなか せんぎょてん


なんでもここでは、食べるだけではなく「自分で藁焼きできる」というのです。

*事前に藁焼き体験の予約が必要です

それはやらねばならぬでしょう!

(口コミなど見てみると、体験した方の口コミは見つからず…。

Googleのレビューで1〜2件発見したくらいなので、

ひょっとして体験は地元民のみぞ知る情報なんでしょうか…?)




[お店がある久礼大正町市場の入り口]


鮮魚を扱う「田中鮮魚店」向かいに「漁師小屋」と看板のついた食堂があり、

鮮魚店で購入した魚を漁師小屋でいただくスタイル。

魚は自分で選び、調理(刺身など)はお店の方が厨房でしてくれます。

オーダーシステムについては他の方の口コミに詳しいのでそちらをご覧ください。

初めての人には少しわかりづらいシステムみたいです。



さて、我々は藁焼き体験です!

店主さん自らご指導くださいました。

[お手本を見せてくれる店主さんの後ろ姿(掲載許可いただきました)]


バッと短時間に燃え尽きる藁だからこそ、

高温かつ程良い時間で鰹の表層のみ加熱できるのだとか。

加熱してすぐのほんのりと温かさの残ったたたきならではの美味しさがある、と。


焼き方だけでなく、

鰹の目利きだからこそ語れる、鰹の色々を教えていただき、とても面白かったです。

それにしても止まらない鰹トーク!

鰹愛、高知愛が溢れ出ていました。

Tシャツにプリントされた「NO KATSUO NO LIFE」まさにその人なのでしょう。


藁焼きは、店裏のかまどにて行いました。

長い柄のついた器具で鰹を炎立ち上がる炉へ入れます。

わりと重たくて、バランスをとるのが難しかったです。

柄の分、炎からの距離はありますが、それでもめちゃくちゃ熱い。


焼き時間や加減などは店主さんが指導してくれましたので、失敗することはありませんでした。



焼いた鰹は厨房でカットしてくれます。

追加でおすすめの魚もお願いし、食堂で待つこと5分ほど。

鰹のたたきとおすすめのお魚の刺身が盛り合わさってやってきました!

刺身は、アマダイとケンサキ。

アマダイは「このところよく獲れる」「普段なら食べられない高級魚」とのこと。

後から来たグループ客も(香川から来たそうです)「今日は当たりやな!」と喜んでいました。



鰹たたきと刺身はどんぶりご飯、お味噌汁と一緒に提供されました。


鰹にはたたき用のタレとお塩、スライスニンニクが添えられます。

お塩だけでいただくのもとってもおいしいのですが、

個人的にはニンニクと少量のタレでいただくのがヒットでした。

初めはニンニクを見て「う〜…生じゃん」と抵抗感ありましたが、

一緒に食べてみると「合うじゃん!」。

鰹たたきにニンニクはマストの人間に早変わりしました。めちゃおいしいです。



自ら藁焼きした鰹は、やはりおいしかったです。

元の鰹が最高のものなので、美味しくないわけがないのですが。笑

素晴らしい素材を無駄にせず、上手に焼けて良かったです。


相変わらず鰹には臭みのくの字もありませんでした。やはり驚きます。

むっちりとした生肉の食感と、薄く加熱された柔らかな身から香る脂がとても美味!

塩でいただくと、魚の旨みをしっかりと味わえ、

ニンニクとタレでいただくと生肉の食感を堪能できる気がします。


幸運で食べられたアマダイは、少し抵抗を感じるハリのある身で、全体に淡白な味わい。

噛み締めるほどにほんのりと甘みが感じられました。

それにしても、こんなにたくさん食べて良いのだろうか!?


ケンサキはシコシコとした食感、じんわりとした甘さがおいしかったです。

贅沢なご飯でした。



鰹の藁焼きという貴重な体験をさせていただきました。

本州では食べることのない最高に美味な鰹をいただくことができました。

店主の鰹談義も楽しかったです。


本当に美味しかったので、機会があればまた訪れたいです。

おいしい魚と楽しい時間をありがとうございました!

きっとまた来ます。



まとめ

・NO KATSUO NO LIFE の人。

・地元の人がおすすめする最高の鰹。

・鰹の藁焼き体験もできました。



最後に、引用になりますが、

こちらの記事で田中鮮魚店の藁焼き体験について詳しくレポートされています。

楽しさや美味しさが伝わります。ご参考にどうぞ。

(高知県のあれこれまとめサイト 2017/11/19)


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田中鮮魚店 食べログページ

食べログ TOP5000 のリボンが付いてますね!


田中鮮魚店 公式ページ

おいしい鰹へのこだわりなどこちらでも見られます。

県外発送の情報などもこちらから。

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文責:雨吉