下部温泉へ行った。
下部温泉駅周辺の食事処というと、下部ホテルの中華料理レストラン『松林』が一番に思い浮かぶ。
というのも、今までそこしか利用したことがなかった。
ほかに食事処があるんだろうか。
あった。
丸一食堂
まるいちしょくどう
下部温泉駅の南側すぐのところに店はある。
昔からの食堂らしい外観で、いい感じに年をとっている。
平日の12時半過ぎに利用すると、店内はわりと賑わっていた。
6割ほどの席は埋まっていたように思う。
客は地元の人、観光客が半々くらいの割合だ。
そばや丼ものを注文する声が多く聞こえた。
しかし我々がたのんだのはガッツリ系だ。
ロースカツ定食 ¥1400 (税込)
生姜焼き定食 ¥1400 (税込)
千円未満のそのほかのメニューと比べてやや高めの値段だが、甲州厳選ポークとやらを使用しているのだから仕方あるまい。
実際、豚肉はとてもおいしかった。
そのほかのメニューも地元食材を使用しているそうで、馬肉と鹿肉を使った馬鹿(うまか)丼やヤマメそば、しいたけそばなど魅力的なメニューが並んでいた。
だけど我々はガッツリと肉だ!
(しかしご飯の量は控えめにお願いした。この矛盾よ。)
いただきます!
ロースカツ定食は注文から20分ほどで提供された。
そしてこの圧巻のヴィジュアルである。
2cmは超えていそうな分厚さの豚ロースカツがカットされ、肉身がこちらに向くように盛りつけられている。
上面に一列に並ぶ脂身、その下にギュッと構える肉!
千切りキャベツはたっぷりと盛られ、調味には、からしと塩、ソースが添えられる。
ふわふわと湯気が漂うカツを一切れまずは噛みちぎる!
柔らかな肉身、パチンとはじけるような脂身。
臭みはほぼなく、噛みしめるほどに旨みが広がる。
さっくりと揚がった衣は香ばしく、ソースでもからしでも塩でもどの調味でも合う。
脂にしつこさは感じず、存在感あるヴィジュアルながらも全くもたれることがなかった。
おいしい!
この美しいアセンブリーもそうだが、料理のレベルの高さ、「食堂」を超えている。
味噌汁もやたらとおいしく感じた。
(しかし味噌は一般的に市販されているものだそうだ。)
実がたっぷりと入っていてこれだけでおかずになりそうだ。
連れの注文した生姜焼き定食も大満足の内容だったようで、
曰く、「豚肉とたっぷりの野菜が炒まってる。味つけもおいしくて、ご飯が進む。」
しっかりと完食した。
こんな食堂が近所にあったらハードユーズすること間違いなしだ。
ほかのメニューも食べてみたい。
次があったら…しいたけそばが食べたい。
おいしい食事ごちそうさまでした!
まとめ
・食堂メニューを提供しているが、その内容は食堂を超えたおいしさ。
・ロースカツ定食がとってもおいしかった。
・味噌汁もやたらとおいしく感じだ。
・下部温泉に来たら、次からもうここ!
==========
丸一食堂 食べログページ
https://tabelog.com/yamanashi/A1904/A190402/19002644/
丸一食堂Twitter
https://twitter.com/maruichishokudo
臨時休業などはtwitterで。
下部観光協会 丸一食堂ページ
https://shimobe.info/introduce/maruichi/
観光協会は「ゆるキャン△」を推してるモヨウ。
==========
文責:雨吉