いつも通りの生活を続けていた。
ただ、旦那になった人がいつも私を監視している。
「外にでないで。スーパーにも1人で行かないで。」
「2人で歩いていても他の男の人と目を合わさないで。」
「なんでも2人で楽しいね。」
私には、こんな生活が耐えられなかった。
入籍したら、こんなにも束縛されるものなのか。
こんな生活、恥ずかしくて友達にも言えない。
たまにかかってくる友達からの電話にも「楽しいよ~。働かなくていいしね~。」とか言ってた自分を殴ってやりたい。
地獄の生活の始まり。
そして終わりがみえている。
イライラ…。
『ガチャ』
旦那になった人が帰ってきた。
『帰ってこなければいいのに…。』心の中で、そんなことを思ったのを覚えている。
「おかえり。」
「どこにも行ってないよね!?誰とも会ってないよね!?嘘ついてないよね!?」
「…。」
「ねぇ!!なんで黙ってるの!?ねぇ!!」
「…っるさ。」
「え!?!?」
「うるさい。うるさいうるさいうるさい。私さ、何もしてないから!ただこの家にいて、この家の中で息してるだけだから!」
「…。は!?ふざけたこといってんじゃねーよ!」
「ふざけてんのはそっちでしょ!そんなに私のこと束縛して楽しい?幸せ?なんかいいことあった?キモイんだけど!」
私は、そんなことを言いながら小さな鞄に財布やらスマホやらを入れて、家を飛び出そうとした。
ここから、私の心と体は傷だらけになってしまう。