【起稿2026年1月27日記事】
日付が変わりました🗓
今日の東京は、雲間から陽射しが差し込む天気で、冷え込みは緩む予報となっています🌥️
さて皆さん、今日は鎌倉幕府第三代将軍右大臣源朝臣実朝公(1192年-1215年)の忌日「実朝忌」です。
実朝公は、皆さんご存知かと思いますが、鶴岡八幡宮にて、亡き兄頼家公の子で猶子の公暁からの凶刃に倒れました。享年28でした。
「鶴岡八幡宮」
実朝公は早世でしたから、歴史に残るような治世実績はありませんが、むしろ優秀な歌人として、現代にまで伝わる珠玉の和歌を幾つも遺しています☝
では紹介しましょう...
山はさけ 海はあせなむ 世なりとも
君にふた心
わがあらめやも
※「君」は御台所信子(西八条禅尼)の従兄後鳥羽上皇の事です。
身につもる 罪やいかなる つみならん
今日降る雪と
ともに消ななむ
神といひ 仏といふも
世の中の
人の心の
ほかのものかは
君が代も 我が代も尽きじ 石川や
瀬見の小川の
絶えじとおもへば
※ここでも「君」後鳥羽上皇が出てきますが、「我」実朝公は1215年に殺害され、「君」後鳥羽上皇は、1221年の「承久の乱」により隠岐へ配流され、帰京出来ぬまま失意の中で1239年に隠岐で崩御されました。
出でいなば 主なき宿と なりぬとも
軒端の梅よ
春をわするな
※この歌は菅原道真公の有名な「東風吹かば...」の歌をなぞった内容の歌ですが、この歌を詠んだ直後実朝公は殺害されたとされ、示唆する言葉が並ぶ歌です。
(以上いずれも「金槐和歌集」)
実朝公は、万葉調の格調高く、しかし、直接的に心情の伝わる歌風ですね😌...