パーフェクトデイズ | ♡ あなたとアートと音楽と♡♪you and art and music ♫

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現代美術アーティスト佐々木惠理のブログです。
ジャズも歌っています。

今日は寒いです!

 

雨も降ってるし。

 

 

 

 

立春とはいえ、まだ事実上は冬の内、冬が寒くなくてどうしましょう?

 

晴れの日も続いていたから、雨はむしろ恵みの雨です。

 

 

寒さも楽しみましょう!と自分に言い聞かせてます笑

 

 

                                      クローバー

 

 

この前、映画「パーフェクトデイズ」を見てきました。

 

 

最近の映画は展開の面白さやストーリーで語るものが主流で、こういう、芸術映画的な映画だと、なかなかわかりにくかったりするのかな?と思います。

 

 

言ってみれば具象絵画に対してミニマルアート、と言ったところ。もっといえば禅画みたいな感じ。

実際監督ヴィム・ヴェンダースのインタビューによれば、役所広司演ずる平山は禅の修行をしたシンガーソングライターのレナード・コーエンが一つのモデルになってるようです。

 

 

見た直後にはすぐには感想が出てこないけれど、時間が経つにつれ色々自分の中にこの映画についての思うところがたくさん出てきました。

 

それに時間が経つほどにじわじわと染みてくるものがあったりもします。

 

 

ヴィム・ヴェンダースというドイツ人、つまり西洋人が描いた日本を題材にしたおそらくは彼の崇敬する小津安二郎へのオマージュの集約、なんだろうと思います。

 

 

ただ、一つだけ言いたいことがあります。

 

私はどうしても、石川さゆりの着物のコーディネイトに違和感が強くて。

 

ちょっと垢抜けすぎてて、場にそぐわない気がしました。たかが着物一枚、ということかもしれないけれど、カラーで撮っていても内容的にはモノトーンのような映画の中で、あの着物はパートカラーのように強い印象がしてしまったのです。

 

ヴィム・ヴェンダースには着物のコーディネイトについての感覚はないだろうから、仕方ないといえば仕方ないけれど。

 

というか、私の感覚が正しいかわかりませんけどね。それに日本映画ではない(日独合作)ということを前提にするなら、許容範囲なのかもしれません。

 

 

 

映画芸術は舞台でもないし小説でもなくどこまでも映画芸術。

 

そういう意味で、この映画は久々に芸術としての映画を見たな、という感じを持ったので、尚更、そのディテイルの違和感を強く感じてしまったのかもしれません。

 

 

自分は無条件に至高の存在だと思って生きる100日

+筋肉を強化する100日

〜4日目

 

よい1日を💕

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