ボールとソケットの組み合わせで分子模型を作っています。
残念なことに、ボールとソケットの数の問題で、
今までの部品では作れないアミノ酸があることが分かりました。
例えばベンゼン環を持ったアミノ酸では、
どこかで必ずボールが2つ余ってしまい、ソケットが足りません。
そこでベンゼン環用に、少し複雑な部品を作ってみます。
写真の左は3D CAD のモデルで、右は実際に出力したものです。
ソケット2つが上向きになるように、C3型を3つ組み合わせてみました。
この部品で、1つのボールをソケットに変えたことになります(※)。
ベンゼン環を持ったアミノ酸は、フェニルアラニンとチロシンです。
今回作った3C3型を組み込んで、組み立ててみます。
写真の左がフェニルアラニンで、右がチロシンです。
少し複雑な部品になりましたが、何とか模型ができました。
なかなか簡単には作れないアミノ酸もあるようです。
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(※)正確には、
C3 + C3 + C3 = (ボール2個 + ソケット1個) × 3部品 – (ボール1個 + ソケット1個) × 2結合
= ボール4個 + ソケット1個 となるところを、
3C3 = ボール3個 + ソケット2個 に変換しています。


