たまたまご訪問された方へ![]()
曖昧な記憶を頼りに、おばちゃんの備忘録として書いています。
勝手な推測だらけです。
おそらく間違いも多いでしょう。
DVD発売後に訂正入れる予定です。
オチは省きましたが、盛大にネタバレしてます。
雷鳴が轟く雨の中、一人の女性が物書きをしています。
彼女の名はカトリーヌ。
そして傍らには一人の青年。彼はカトリーヌのひとり息子・フィス。
二人は、これから書き始める物語の相談を始めます。
ふたりが書こうとしているのは、復讐劇。
無実の罪を着せられた若者が、自分を騙した者達を、愛した女性もろとも地獄送りにする。
母・カトリーヌの構想に、息子・フィスが問います。
「この物語は、朝を迎えられるの? 終わりの(〆の)言葉は、何とする?」
カトリーヌは不敵な笑みを浮かべ、こう答えるのです。
「待て しかして、希望せよ」
フランスの小説家、アレクサンドル・デュマ・ペール。
長編物を多作出来たのは、共作者が多かった為で それらを「小説工場」と揶揄されたそうです。(何度も著作権侵害で訴訟も起きたらしい)
もっとも有名な作品『モンテ・クリスト伯』
これの共作者は、なんと 息子・フィスと母親のカトリーヌ。
しかし、母と息子は『モンテ・クリスト伯』を書き上げる裏側で、もうひとつの復讐劇を計画していた!
・・・・・・ってな筋書きです。
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「この復讐劇には、もう一人が必要」と、フィス(渡辺大輔氏)が屋敷に招き入れたのは 別腹の妹・マリー(富田麻帆さん)
天真爛漫なマリーは、カトリーヌ(凰稀かなめさん)が語る『モンテ・クリスト伯』に夢中になり、話の先を催促します。
主人公、船乗りのエドモン・ダンテス(二役・渡辺大輔氏)
純粋で誠実な彼は、雇い主にも信頼され、19歳にして次期・船長に選ばれます。
最愛の恋人、メルセデス(二役・凰稀かなめさん)との結婚も決まっていました。
キャッキャ、ウフフ
と手に手を取って踊り出す二人。
この時のエドモン・ダイちゃんの足は、プリシパルみだいだったー。足の裏が床に吸い付いてる感じ。
ですが、これを面白く思わない者が二人。
エドモンの人生を軋ませていく、二つの歯車が現れるの。
一つは、船乗り仲間のダングラール(村田洋二郎さん)。
彼は次期船長は自分だと信じていたのに、後輩のエドモンに奪われ、かつ、経理の不正を見抜かれ恨んでいます。
もう一つは、メルセデスの従兄弟、フェルナン(伊藤裕一さん)。
美しい従妹に横恋慕し、エドモンはまさに恋敵。
二人は結託し、エドモンはナポレオン(当時の政府の政敵)のスパイだと警察に密告します。
結婚式の最中、エドモンは連行されてしまうのです。
エドモンを取り調べるのは、検事代理のジェラール・ド・ヴィルフォール(廣瀬智紀君)。
眼鏡をかけた、氷のような美青年。
法を重んじ、正義を尊ぶ彼はエドモンに同情し、情状酌量の約束をします。
ですが、ここで三つ目の歯車が大きくズレるの。
正義を選ぶか?護身を選ぶか?
選択に惑うヴィルフォールの歌がね~、めちゃ低音なんですヨ
地獄のフタでも開いたか!?ってなぐらい。
廣瀬くんッ 声帯は無事かーッ
って心配になりました。
裁判も無く、孤島の監獄へ送られてしまうエドモン。
純粋で正直な若者は、実は、嫌なものからは目を背け、自分の意見は持たず、外敵から身を守る術を知らない無知な子供だったんですね。
体を丸めて幼児退行していくエドモン・ダイちゃん。
「・・・どして?どして?」
(って呟きに、抱きしめたくなったファンが続出したと思います ここ!)
自死しようとするエドモン。ですが、ここで救世主が現れます。
壁のむこうから
「おまえは誰だ?」
との問いかけが聞こえくるのです。
「ボクは囚人34号デス・・・」
「そうじゃない! おまえの名前は?」
「・・・ぼく、は・・・エドモン・ダンテスですっ」
(ガラガラ~って壁が崩れて、謎の老人が登場 よく牢番にバレなかったなあ)
現れたのは別の独房に居た、囚人のファリア司祭。
牢番以外の人間と数年ぶりに会えた事、自分の名前を名乗れた嬉しさに、エドモンは縋り付いて泣いちゃうんですね。
ウェエエ~ン。゚(゚´Д`゚)゚。 って。
(ヨチヨチって背中をさすりたいファンが続出したと思います ここ!)
同じく冤罪で投獄されたファリア司祭(二役・川崎麻世さん) は、タダの老人じゃなかった![]()
知識と教養とバイタリティーの塊 なんです。
諦めていたエドモンに力強く諭すんです。
「生きろ!」
暗闇の中に差す光の中、エドモンに祝福を与えるファリア司祭。
司祭はエドモンの話から、なぜ牢獄に入れられたのかを推察していきます。ようやく自分の敵を知り、怒りを覚えるダンテス。
印象的だったのが、この後のファリア司祭の台詞です。
「復讐という憎しみの感情を君に与えてしまったなら申し訳ない(こんな感じの言葉)」
こんな環境に居ても道徳心が損なわれていないんだなぁと感心しました。
ふたりは協力して脱獄用の穴を掘り続けます。
そしてその間、ファリア司祭はエドモンにあらゆる知識と教養を教えるの。これは、親が自分が持つ有効的なモノを子供に分け与える行為だと思うんですね。
いわゆる継承ってヤツです。
ファリア司祭は、エドモンにとって二人目の父親なんだと思います。
だからこそ、その亡骸を脱獄の犠牲する時、神を捨てる宣言をしたのかな?と。
ファリア司祭を演じた川崎麻世さん。
第一声から、ファリア司祭のタダ者じゃない感を出してました。歌もファリア司祭の声で歌ってくれて。(流石のダイちゃんも引っ張られ気味)
2次元から現れたように説得力のある演技でした。
月日は流れて、場面はローマ。
にぎやかな酒場で、楽しんでいる旅行者のグループがありました。ひときわ美しい娘を見つけ、ダンスの相手を申し込む一人の若者。
彼の名前はアルベール(千田京平君)。
踊りを終えると美しい娘は立派な紳士の傍に戻っていきます。
「あの人が、いま社交界で評判のモンテ・クリスト伯爵だ」
モンテ・クリスト伯。それは脱獄後、ファリア司祭から受け継いだスパダの秘宝で巨額の財産を手にしたエドモン・ダンテスの姿。
そして、若者・アルベールこそは宿敵・フェルナンと恋人だったメルセデスの子供。
エドモン、っていうかここからはクリスト伯ですね。
クリスト伯は、山賊ヴァンパ一味にアルベールを誘拐させた後、救い出し恩を売ります。
イタリア貴族モンテ・クリスト伯となり、復讐の計画を練った9年の間、エドモンには新たな同志を得るんです。
一人が、ギリシャ地方の太守の娘・エデ(二役、富田麻帆さん)。
軍人時代のフェルナンの策略で奴隷に身を落したお姫様。
もう一人が、ベルツッチオ(二役、十碧れいやさん)。
兄が殺害された事件をヴィルフォールに揉み消された恨みを持っています。
この二人がヴァンパ一味と剣を交えて闘うシーン。
どなたかのツィートで「西田さんの殺陣の特徴は首振り」って読みまして。
それって、どんなん?と楽しみにしてました。どうやら頭を左右に振って、剣を受け流す所作のようです。
富田さんも、十碧さんも、のちにダイちゃんも、もれなく首振りしてましたw
助け出されたアルベールは感激して、パリの自宅へクリスト伯を招くのです。
さあ、いよいよ 23年ぶりの再会。
フェルナンは、裏切りと策略で軍人⇒貴族院議員に大出世。
恋人だったメルセデスは、自分が投獄されてすぐにフェルナンと結婚。
全然気づかないフェルナンとは違い、メルセデスは伯爵の正体を一目で見抜いちゃう。
息子アルベールが「お父さんとお母さんは大恋愛だった
」なんて言っちゃうし、それを聞いた伯爵の目線が怖いし
!
メルセデス、居たたまれない!
自分の力を誇示したいフェルナンは、伯爵にパリの有力者を紹介しようとパーティーを開きます。
ここでカトリーヌ達の現実世界では。
フィスとマリーが「次の場面は、パーティーだぁ わ~い
」ってはしゃぐんだけど・・・
こっから血みどろの復讐劇が始まるんでしょーよ ってツッコミを入れてしまいました。
ダングラールは船乗り⇒フランス有数の銀行家へ。
ヴィルフォールは検事代理⇒検事総長へ。
(奇しくも悪役三人は家族同士で交流もしてるという)
一度しか会っていないヴィルフォールはともかく、元船乗り仲間だったダングラールもクリスト伯の正体に気付かないんですよ。
それだけエドモンの風貌が変わってしまったの?
さっそくクリスト伯は、ダングラールにひとつ目の罠を仕掛けます。
そしてここでクリスト伯は、後にターニングポイントとなる若者2人と出会います。
それは、元雇い主モレル氏の息子、マクシミリアン。
モレルさんが最後まで自分の無罪を信じ、助け出そうとしていた事を知り、「船乗りのシンドバット」という偽名でモレル氏の窮地を救うんです。
借金を肩代わりし、新造船まで贈ってくれた謎の人物を、モレル氏は
「シンドバットはエドモン・ダンテスに違いない」
と断言し、また息子のマクシミリアンもそれを信じていると言うの。
こんなの、いくら悪魔なろうとするクリスト伯でも、心を動かされちゃうでしょー。
闇に消された自分の事を、親子ともども信じてくれてたんですもん
モレル氏は、エドモンの三人目のお父さんですね。
そのマクシミリアン君が愛するヴァランティーヌは、敵、ヴィルフォールの娘なのに、穢れのない素敵なお嬢さんなんです。
演じている松浦雅さん、さすが元タカラジェンヌ
。
モレル氏は、エドモンの三人目のお父さんですね。
アルベールは親の決めた婚約者が居るけど(これが何とダングラールの娘なの)、秘密めいた謎の女性、エデ姫に心惹かれていきます。
アルベール役の千田京平くん。
先に観劇した友さんが「ひとりテニミュ
がいるよ 」って教えてくれて。
歌を聴いた瞬間、
「あーッ ホントにテニミュッ(*゚∀゚*) 」って膝を叩いちゃいましたw
あとね、彼の台詞で
「 フッ どうしてそんなに、色っぽく踊れンの? フッ 」
ってヤツですネ。
妙にツボって何度もリピートしちゃいました![]()
フッ の多用が気になる所ですが、サマになってるというか、流石は氷帝・忍足。
あとオープニングの振りが、誰よりもカッコ良かったです
。何ならダイちゃんよりもカッコ良かったです。
エデ姫の富田麻帆さん。
私の楽譜、かえして~♪な歌、マリーとの演じ分けで、歌声も変えてましたよね?
「うぉッ ユーミン、 もしかしてユーミンをリスペクトですか
」と盛り上がってしまいました。
殺陣もこなすし、バレエ的に踊るし、歌声も良く通るし。とても器用な女優さん![]()
さて、
エデ姫の過去を知ったアルベールは、仇討の協力を申し出ます。クリスト伯は、彼に匿名の投書を新聞記者に渡すよう頼むのです。
ここ、三重に容赦ないですね![]()
敵同士のエデに恋慕させて、友人の新聞記者に、知らずに父親を売ってしまうんですから。
投書がきっかけで裁判が始まり、フェルナンが犯した過去の悪事が暴かれ、エデ姫は見事仇討を成し遂げます。
利用されたと知ったアルベールは怒り、クリスト伯に決闘を申し込むんです。
息子を守るために一人会いに来たメルセデス。
自分を裏切った恋人に向かい、クリスト伯は怒りを吐き出します。
この時の時の 「十四年!」 という叫び。
ダイちゃんの苦しみと怒りに震えた声にシビレた。
この短い言葉に、長く抱え込んでいる彼の心の痛みを感じました。
メルセデスは、この時までフェルナンの悪行を知らなかったんですよね。
しかし、エドモンもメルセデスがフェルナンと結婚しなくちゃいけなかった理由を知らなかったの。
彼女の告白を聞いて、膝から崩れ落ちるエドモン。
決闘の日。
エデ姫とベルツッチオに、けして手を出さぬよう言い含めるクリスト伯。
「 私はこの日をずっと待っていた 」
怒りだけを頼りに生きてきたのに、真実を知って、復讐が虚しくなったのかな?
アルベールの剣を首に受けようとするんです。
だけど、アルベールも剣を地面に落とすの。彼もまた、母メルセデスから真実を聞いたんですね。
母と子は、二人だけで遠くに旅立つことになります。
23年間。愛し、憎んだ恋人メルセデスとは本当にお別れになります。
それにしてもですね?
クリスト伯がパリで買い上げた別荘。もとはヴァランティーヌの生母の持ち物ですっけ?
赤子が埋められるわ (꒪ȏ꒪) エドモンが貯金を埋めるわ (誰でも出入り自由か? )
なんかの名所だったんですかね?
さて、銀行家のダングラール。
クリスト伯が仕掛けた誤情報で大損し、銀行が倒産寸前。
ここに新たな仕掛け人が現れます。
脱獄囚・ベネデット(岩崎良祐くん)
このベネデットの生い立ちが、とにかく複雑すぎる![]()
クリスト伯に影のように従う執事・ベルツッチオ。
「こんなに出来る執事は他に居ない」とクリスト伯が満足しちゃうぐらい優秀なの
。
剣を持たせても、
ピストルを持たせても強い
情報収集も早いし、主人が命令する前に、的確に行動できる。
カトリーヌの執事、イリアス(二役・十碧れいやさん)をモデルしたという説明がありましたね。原作は、おそらく男装の作家・ジョルジュサンドがモデルなんじゃないかな?
で、そのベルツッチオさん。
検事・ヴィルフォールと因縁があり、仇討の為にヴィルフォールの別荘に忍び込んだ過去があるの。
その時の仇討は失敗するけど、捨てられた赤子を見つけるんですね。
実はヴィルフォールが愛人に産ませた子で、浮気がバレないように、生きたまま木の根元に埋めたっていう無情。
贖罪の為、赤子にベネデットと名付け、自分の姉に預けて育てて貰うの。
それなのに、大きくなったベネデットは養母を殺しちゃうのよ~。なんで??(´Д`;)
復讐の駒にする為に、ベルツッチオが捕獲してきたの。
登場シーン、食べかけのガリガリ君ソーダ味を持ってた気がするんですけど・・・気のせい?
初めて自分の素性を知らされ、ベネデットは、父親ヴィルフォールに復讐を誓うけれど・・・
チョット待って?
貴方、ベルツッチオのお姉さんを殺してるからね? 復讐される側でもあるのよ?
ここでヴィルフォールの人格を思い出す。
法律を重んじ、正義を貴ぶ・・・と言いつつ、都合が悪くなると良心のかけらも無い。人格が破綻してるよね。
娘・ヴァランティーヌが善
息子・ベネデットは悪
子供の人格も、見事に真っ二つに分かれてる。これも父親の影響かな?
この頃、ヴィルフォール家では不可解な死が続いていたの。
その魔の手は、善の娘・ヴァランティーヌにも及ぶことになります。恋人のマクシミリアン青年に助けを求められますが、クリスト伯は返答に躊躇います。
ヴァランティーヌを苦しめる毒。
この毒を飲ませていたのは、彼女の存在を疎ましく思っていた継母エロイーズ。
そしてエロイーズに毒を横流ししたのが、クリスト伯本人だったからです。
ですが、恩人の息子・マクシミリアンを不幸にする事は出来ません。
クリスト伯は、執事・ベルツッチオをヴァランティーヌの寝室へと向かわせます。
相次ぐ親族の死と、自分の病の理由を知ったヴァランティーヌは、健気にも異母弟に災いが起きないようと祈るのです。
「あなたを開放する為に・・・」
ヴェルツッチオは一本の薬を差し出します。
数日後、ヴァランティーヌの葬儀がひそやかに執り行われました。
さて、一方の悪の息子、ベネデット。
破産寸前の銀行家・ダングラールに身分を偽って近づき、娘との結婚を申し出るの。
婿の資産を充てにして、これで倒産は免れると安堵したダングラール。だけどクリスト伯の通報で、ベネデットは結婚式当日に警察に捕まるんですね。
ここ、メルセデスとの結婚式に逮捕された昔と同じタイミング。
破産が確定したダングラールは、家族を捨てて一人逃走します。
さて、再度捕まった脱獄囚・ベネデットは裁判所へ連行されます。
そこには、もちろんこの人・・・・検事総長・ヴィルフォールが居るんです。
実の父親を睨みつけ、過去の因縁を語りだすベネデット。周りの検事から、真偽を問いただされ、あっさり罪を認めるヴィルフォール。
クリスト伯の正体を知り、幽霊にあったような表情になるのです。
その頃、ヴィルフォールの屋敷では、二つの変わり果てた姿がありました。
妻の所業を知ったヴィルフォールに「自分で始末をつけろ」と渡された毒を飲み、エロイーズが息子と心中したのです。
「これが貴様の復讐かぁあ 見事だ!見事だよぉおお」
錯乱状態で歌うヴィルフォール・廣瀬君。
その歌に合わせて、エロイーズ&息子がベッドで起き上ったり、倒れたりを繰り返すのがコワい!(ガンバレ、腹筋!)
失意のあまりピストル自殺を遂げるフェルナン
発狂するヴィルフォール
山賊ヴァンパ一味に捕まるダングラール
『やり過ぎだ!』
アレクサンドル・デュマの叫び声で、場面は現実世界に戻ります。
カトリーヌが書いた結末は救いがないとデュマが怒るのです。
興奮し、喉の渇きをおぼえたデュマがワインを飲んだ次の瞬間・・・
現実世界・カトリーヌの復讐の幕が開いたのです。
異変に気付き、部屋の中に飛び込んでくる
正妻のイダ
カトリーヌの息子 フィス
異母妹 マリー
さあ、役者はすべて揃いました。
カトリーヌは、微笑みながら デュマに伝えるのです。
「 」
と、ここまで・・ですね。
ここから先は、まったくの予想外でした。
(椿姫のくだりは、マリーが最初に咳込んだ時点で何となく)
凰稀かなめさんのカトリーヌ。動じず、怯えず、肝っ玉も太く、大胆不敵で・・・でも控えめっていう。天才デュマも頭が上がらないのも判ります。存在感がありました。
さて、再びモンテ・クリスト伯の世界へ場面が戻って。
エロイーズ母子の死は、予想外だったのでしょうか。エドモンは、最後の1人、ダングラールの命だけは助ける事にしたのです。
尚、ダングラールが持ち逃げした500万フランですが、原作によれば、山賊ヴァンパ一味が一食につき、食事代50万フランを徴収したそうです。エドモンの実父の死因は餓死だったので、同じ目に合わせようとしたんでしょうね。
追い落とした筈のライバルに施しを受ける。
ダングラールにとっては最大の屈辱かもしれません。そして、敵を許したエドモンはどこか満足気に見えました。
そして、救われたのは もう一組。
秘密裏に助け出されていたヴァランティーヌと再会できたマクシミリアン。
感謝に震える二人の「貴方は神なのですか?」との問いかけに、
「 私はエドモン・ダンテスです 」と。
ようやく自分を取り戻せた晴れ晴れとした表情。
そして傍らには、新しく得た家族(仮)
是非、ベルツッチオも付いてって欲しい。
この時のダイちゃんの、満足そうな 大きな仕事を終えた達成感を漂わせる様子。遠くからの定点カメラでも、それが充分に伝わってきました。
ここだけでも、実際に客席で見送りたかったー٩(ˊᗜˋ*)و
結果、小説の世界も 現実の世界も、どちらも
温かい終わり方なんです。
モンテ・クリスト伯は、復讐劇というより、父と子の物語だと思いました。
ここからは、更なる私の勝手な推測です。
副題の「黒き将軍」とは、黒人とのハーフだったアレクサンドル・デュマの父親らしいんですが。それにしても、ちらっと会話に出ただけなのが不思議![]()
そして、当初 岩崎良祐さんの役は、山賊のヴァンパだったのに、ベネデットに変更したでしょう?
もしかして、脚本が大きく変わったのかな?と思ったりなんかして・・・・
え?もしかして別シナリオが存在してるとか?と思ったりなんかして・・・
ってことは、もし再演する時は 別の話になってたり?とか思ったりして・・・
( ̄∀ ̄) ほんとに勝手な推測なんですけど。
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この舞台、初日を迎えるまでが波乱に満ちていました。
制作の西田大輔さんも、「一生忘れられない舞台になった」と仰ってましたね。
それはファンも同じです。
自分の推しがタイトルロールを演じてて、出ずっぱりで、歌も歌うし、殺陣までやる作品。
こんな作品、もう当分ないかもしれないのに、私は観劇することを選びませんでした。
ですが、公演中も置いてきぼり感がハンパなくて![]()
こんな苦い思いは二度としたくない・・・ コロナが本当に憎いです![]()
千秋楽の生配信とDVD販売が決定して、本当に救われました![]()
急遽、助っ人に入られた村田洋二郎さん。
舞台を観るのは2回目です。(1回目は『野球』 これも西田さん)
この短期間で、主要役を演じきったのは凄いと思いました。
きっと引き出しを沢山持っていて、いつでも使えるように中身を補充しているからなのかな・・・と。さすが、西田さんが信頼しているだけあるな~と。
千秋楽の挨拶は遠慮されてたのか?短めでしたが、胸にジンとくる言葉でした。
伊藤孝太郎くんも、急だったよね? 正直、悩んだと思うんですけど・・・よく受けてくれたなぁと。本当に感謝しかないです(ダイちゃん風)
本当ならば、もっと役作りとか練習したかったと思います。
そんな訳で、西田さん。再演があるなら、次回も伊藤孝太郎くんでお願いします!
あと、もうおひとり。
おそらくアンサンブルの方で、おそらくエデ姫のお父さん役とか?検事役とか?お名前が分からないんですけど、絶対に必要枠の役者さんだったと思います。
※10月に販売されるDVDですが・・・
360度(てゆうか実際に見える範囲は180度)のタイプだったら面白いんですけど。
自分が観たい役者をクローズアップできるので好きなんですよね
期待し過ぎかな

