おすすめ度(5点中) → 3.9点
――― 感想 ―――――――
良いではないかー!原作コミックも面白いけど、映画版もいい!(アニメ版はまだ未見です)。最初に気になったことだけ書いちゃうと、次男のイジメ問題が解決していないのと、なぜ二人はロボットになったのかって要素が丸ごとなくなっていたことが気になりました。とくに後者の方はけっこう重要な部分だと思うんだが、なかったらなかったで別にいっかーってなるのも事実(笑)。いやね、多分、この映画ってそのぐらいのノリでいいんですよね。犬屋敷(ジジイ)と獅子神(若者)がなぜかロボットになって、犬屋敷は人間を救って、獅子神は人間を殺す側になる。で犬屋敷と獅子神が対立する。そこに犬屋敷の家族の問題が絡む。シンプルでいいじゃん。それに獅子神(演ずるは曇った眼が絶品の佐藤健)が、ネットに書き込みしている人たちを殺していくのとか、見てて愉快じゃない。映画じゃなきゃ見れないシーンだし。悪意ある描写で頼もしかったですよ。あと獅子神も完全悪じゃないところがいいですよね。自分のまわりのものには手を出さないし。っていうか獅子神の初期衝動は「身近な人を守ること」。それが結局のところ世界を敵に回すのだから皮肉なものですよ。でも作品としては完全にエンタメで湿っぽさはない。その塩梅が実に爽快なんですよ。
