ノー・エスケープ 自由への国境 | 記憶のための映画メモ

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ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。

ノー・エスケープ 自由への国境

 

2015年/メキシコ・フランス/88分
監督:ホナス・キュアロン
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ジェフリー・ディーン・モーガン、アロンドラ・イダルゴ、他
おすすめ度(5点中) → 3.9

 

――― あらすじ ―――――――
荒涼とした砂漠地帯の国境を徒歩で越境しようとする15人のメキシコ人グループ。その中にはアメリカに残してきた息子との再会を誓うモイセスの姿もあった。やがて有刺鉄線の国境をくぐりアメリカへと足を踏み入れた一行を謎の銃弾が襲う。身を隠せる場所もなく、一人また一人と銃弾の餌食となるメキシコ人たち。モイセスらわずかに残った生存者たちも、正体不明の襲撃者の執拗な追跡の前に、さらにその数を減らしていくのだったが…。(allcinemaより)

 

―――  感想  ―――――――

怖い映画です。ホラー映画に近い味わいなり。

 

メキシコからアメリカに密入国しようとするグループが、国境を越えたあたりで凄腕の狙撃者に撃たれてどんどん死んじゃう!逃げ切れるか!?ってお話。

 

狙撃者は自警のつもりなのでしょうが、何が彼をそこまで駆り立てるのか。観ていて、その執着にうすら寒いものを感じましたよ。たった一瞬の会話ですが、密入国者たちはメキシコにい続けることの危険を感じてアメリカにやってきたのにねぇ。

 

▲国境を越えてアメリカにはいってきたメキシコ人グループを銃弾が襲う。

 

▲逃げ切れるのか!?

 

▲狙撃者は根っからのアメリカン、そして犬というコンビ。

 

この犬が大活躍してましてね、狩猟犬ってのは人間だとまったく歯が立たないなって恐怖しました。

喉仏を噛み切られるなんて!

 

この映画、すごくタイトにできていてあっという間に終わってしまいました。メキシコ人グループは、死んで当然のムカつく野郎や、運動神経のない太っちょなど、手堅く配置。僕は、なによりも銃弾の音が怖くてねぇ。あんな音に追いかけられたら、気が変になりそうだ。

 

 

内容が内容だけに素直に楽しむのもどうかと思いつつも、しっかりとエンタメしているとも思います。