イントゥ・ザ・ストーム | 記憶のための映画メモ

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こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。


イントゥ・ザ・ストーム


2014年/アメリカ/89分
監督:スティーヴン・クエイル
出演:リチャード・アーミティッジ、サラ・ウェイン・キャリーズ、マット・ウォルシュ、アリシア・デブナム=ケアリー、アーレン・エスカーペタ、マックス・ディーコン、他
おすすめ度(5点中) → 3.8


――― あらすじ ―――――――
アメリカ中西部の街シルバートン。この日、ゲイリーが教頭を務める高校では卒業式が行われようとしていた。一方、竜巻の撮影に執念を燃やすピート率いるストーム・チェイサー・チームのメンバーで気象学者のアリソンは、シルバートンの気象状況にかつてない巨大竜巻の可能性を見出す。さっそく一行は、特別仕様の装甲車を駆って現地へと向かう。そんな中、ついに想像を絶する巨大竜巻が発生し、シルバートンの街を襲う。卒業式を中断し、避難する生徒や父兄の誘導に追われるゲイリー。やがてその中にいるはずの息子ドニーの姿がないことに気づくが…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――
評判をききつけて観に行ったんですが、これも面白かったですねぇ。


前半はちょっと退屈だったんですが、竜巻が発生してからの興奮はすごい!

①父親&子供2人の家族(子供の1人は、同級生の女と別行動有)

②竜巻ハンター

③動画投稿オタク


この三組がメインですが、特に誰を主役にすえるわけでもない作りは成功していたと思います。みんなそれぞれに見せ場がありますし、感情移入もポイントも用意されている。まぁ、動画投稿オタクは完全コメディ要素ですが。


▲建物は吹っ飛ぶ。


▲童貞臭漂う、小ドラマもあり。

彼らは廃工場で撮影をしている時に竜巻に遭遇するんですが、穴におちて水責めにあうんですよ。汚染された~云々って話していたから、この水(廃液混じり?)は大丈夫か?といらぬ心配をしてしまいました。


▲竜巻にとりつかれた男のドラマも熱い。彼のクライマックスは目頭が熱くなりました。個人的には二番目に好きなキャラ。


▲一番好きだったのは、クールで実行力ある父親。母親を失い息子から距離をとられていたらしいですが(そのへんの描写はあっさりめ)、家族のために突っ走る姿に感涙。


▲動画投稿オタクのこの二人は、死んでもよかったかな(笑)。


対竜巻車両タイタスとピートにかなり感情移入して見せ場を観終わったあとだったので、最後にこの二人がエヘヘヘって生きているのは少し白けましたw。


あと死んで欲しいといえば、校長先生には死んで欲しかったな。教頭先生である父親と何かと意見が対立していたから、この校長先生には是非悪役になってもらって残酷ショーの餌食になってもらいたかったというか(笑)。


あと竜巻ハンターの一員だった黒人の人が、最後のほういなくなっていたのが軽く気になりました。まぁ同僚の死に目を観たので戦線離脱ということなんでしょうけど。


▲竜巻もいろんなのがあってね。

最初は単独、そのあと複数、しまいには炎を吸い込んで火柱になるのもあるし、合体を重ねて超巨大なものが生まれる最終形態も、かなり盛り上がりましたよ。