呪怨 終わりの始まり | 記憶のための映画メモ

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こんにちは!
大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。


呪怨 終わりの始まり


2014年/日本/91分
監督:落合正幸
出演:佐々木希、青柳翔、トリンドル玲奈、金澤美穂、高橋春織、黒島結菜、最所美咲、小林颯、緋田康人、袴田吉彦、他
おすすめ度(5点中) → 1.5


――― あらすじ ―――――――
小学校3年生の学級担任を急遽務めることになった結衣。ある日、不登校の生徒・佐伯俊雄の自宅を訪ねることに。しかしそこは、足を踏み入れた者すべてが奇妙な死を遂げると言われている“呪われた家”だった。その日を境に、結衣の身に次々と不可解な現象が起こり始め…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――

繁忙期と夏バテを言いわけにブログ放置気味です。あまり頭がシャキッとしないので、さくっと観れる邦画ホラーをチョイス。これがツマラナイわけです(笑)。


小学校の学級担任を急遽務めることになった結衣。今までは非常勤だったので、初の担任に気合が入るのだが、受け持った教室には不登校の生徒がいた。名前は佐伯俊雄。

▲結衣。


彼女は家庭訪問をするのだが、薄気味悪い母親の伽椰子が対応してくれるだけで俊雄には会えないときた。そしてそれ以降、結衣のまわりでは不可解なことが起こるのだが…。


▲結衣の恋人(同棲中)の男は、不安がる結衣をフォローするのだが…。



一方、結衣の話から何年後かしらんけど、未来の話。

遊び半分でいわくつきの家に入ってしまった4人の女子高生のお話。彼女たちはその家に入ってから、恐ろしい目にあってしまうのだった。


この未来の話では、4人それぞれがいろんな死に方を披露してくれますが、これがかなり酷い。

▲ベッド内で俊雄に取り込まれるもの


▲冷蔵庫内に取り込まれていくもの


▲下あごをひっぱられ、あごなしになるもの


▲ひたすら空中を上下浮遊して床にたたきつけられたりして、その後どっかに引っ張られて死亡するもの


とにかく死亡演出が酷い。ほとんど失笑レベル。大らかな人なら楽しく笑えたことでしょう。

結衣の恋人の死にざまについては興醒めもいいところで、作品の締めくくりを台無しにしていた。


で、何が一番ダメかというと…。

呪怨って「家」が怖かったシリーズだと思うんです。なんかこの家やべーなっていう。

今回それが全然なかった。かわりに白塗りの俊雄が大活躍してみんなを死に誘うという。。。

ミリ単位ほどの格調もない。伽椰子は相変わらずアメリカ的なホラーキャラだし。


作品としては呪怨シリーズの起源に迫るという内容でそれなりに興味深かったんですが、恐怖の原因解明というのは、シリーズをつまらなくする可能性を大いに含んでいるわけで…。今作も例外ではないかなと。


そもそも、ワタクシ呪怨シリーズのファンじゃないし。


あんまりディスっていると俊雄くんに襲われそうなので、このへんで。


▲宣伝かな?新宿バルト9に現れた俊雄くん。今作のタイトルで画像検索したら最初に出てきましたw。