ビフォア・サンセット | 記憶のための映画メモ

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大好きな映画も数日で忘れてしまう我が記憶力。
ユルユルの脳味噌に喝を入れるための映画ブログです。


ビフォア・サンセット


2004年/アメリカ/81分
監督:リチャード・リンクレイター
出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、他
おすすめ度(5点中) → 4.2


――― あらすじ ―――――――
9年前、ユーロトレインの車内で偶然出会い、ウィーンの街で一夜だけを共にしたアメリカ人のジェシーとフランス人のセリーヌ。半年後の再会を約束したものの、それは果たされぬまま9年の月日が流れた。作家となったジェシーは、パリの書店で行なわれたキャンペーンの席で遂にセリーヌとの再会を果たす。喜びを分かち合う2人だったが、彼らに残されていた時間はジェシーがNY行きの飛行機に乗るまでの、たった85分間。2人はパリの街をさすらいながら、9年の空白を埋め合わせるかのように、それぞれの思いを語り合うのだったが…。(allcinemaより)


―――  感想  ―――――――

現在公開中の「ビフォア・ミッドナイト 」を観るための復習です。二作目である今作は、今まで一度しか観ていなかったんですが、やはりこれも絶品!あの時の煌めきはホンモノだったに違いない、そう確信していた男女が約10年の歳月を経て再会。相変わらず会話メインですが、だんだんと心情をさらけ出していくのがとても見応えあり。軽いジャブから始まったのに、最後は重めのブロー!幸せのノックダウンが訪れます( ̄∀ ̄)ユメゴコチ。


1作目のラストで半年後に会う約束をしたジェシーとセリーヌだが、結局会えずじまいだったと今作で分かる。2人が出会った時から約10年を経てパリで再会したのだ。



▲実は待ちあわせ場所に行ってたんだオレって告白するジェシー。

おぉぉ、切ない!ロマンを信じるジェシー。これぞ男だ。かっこいいぞ!



▲軽い会話から、本心をさらけ出す吐露へと至る流れがドキドキする。

出会った当時のトキメキが再燃していくんでしょうね~。たまらんわい。



▲「飛行機に乗り遅れるよ」と忠告するセリーヌに、ジェシーが「わかってる」っていうラストが最高です。


あんな状況で帰れるわけがない。入口で待たされたタクシーの運転手だけが気になります(笑)。


あの2人、あの後どうしたんだろうな~と想像するのが楽しくて(ウフフ)。やはりニヤニヤがとまらないシリーズです。