※出産(心拍停止→死亡)を書きます。 ご注意ください。

 

胎動がなくなったとかんじて、3時間。

一度の胎動を感じたものの、不安がよぎったまま、エコー画像を確認しました。

 

 

そこには、

 

ゆっくりと

ゆっくりと

 

今にも止まってしまいそうな

我が子の心臓が映し出されていました。

元気にドクンドクンとしていたあの心臓ではありませんでした。

 

当直医の先生がこわばった顔を私に向け、言いました。

 

医者「落ち着いて聞いてね、赤ちゃんの心臓が今にも止まりそうです。

助かる見込みは・・・ほとんどないかもしれない。どうなさいますか?」

 

 

・・・・え?

どうするって、

助けるに決まってるじゃない!!

 

「今すぐ取り上げてください!」

 

医者「帝王切開の場合、絶対に赤ちゃんが助かる保証もないし、

お母さんの命の危機もありますが、それでもよろしいですか?」

 

(え?私も死ぬの・・・?)

一瞬でも心がよぎりました。。。

旦那に電話し「・・・赤ちゃん、駄目かもしれない。どうしよう?どうしよう!?」

とだけ訴えました。

 

みかねた父が

「今すぐ!助けてください!帝王切開してください!」

といってくれました。

 

父があの場にいなければ、判断がもっとおくれていたかもしれません。

 

 

 

ここからの記憶は、ありません。

 

それからは、医者、助産師、看護師、スタッフみなさんが

超緊急帝王切開のため、私の準備をしてくれました。

私は、何も出来ず、ただ泣きながらなすがままでした。

 

パニック状態と酸欠状態になった私はそのまま意識をなくし、

次目覚めたときは、我が子が誕生したときでした。

 

「22時23分!」

 

あぁ、産まれたんだなぁ。声、あげないなぁ。

ぼんやりと、考えていました。

 

私のそばに我が子は来るはずなく、すぐに同じ手術室の小児科医の手に渡り、

蘇生処置をされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30分後、我が子は息を引き取りました。

正確に言うと、生きることを止められた。

お医者さんやスタッフは、もういいですと言うまで、

決して蘇生をやめなかったそうです。

・・・・誰に言われた?

 

そうです、旦那でした。

 

旦那は、いつの間にか病院につき、すぐに手術室で私たちを見守っていてくれたそうです。

泣きながら、蘇生をやめさせた旦那。

彼にも、辛い辛い思い出を作ってしまいました。

 

暫くして、私の手術も終わり、手術室を後にしました。

 

そこには、

父・母・兄・そして旦那の4人が泣きながら立ち尽くしていました。

母は「ごめんね、ごめんねぇ・・・」と泣き崩れていました。

私は家族を見た瞬間、今まで我慢していた涙が一気に溢れてきました。

そして、我が子が、あの子が助からなかったことを悟りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

40w6dの、出産入院前日の夜のことでした。