日曜日の絵本展覧会。今日はこちら。
森の中。家へ急ぐ女の子の後ろから、おばけが追いかけてきます。
「馬みたいに速く走れたら」と願う女の子
にんじんがとんできました。「わたしを食べて!」
にんじんを食べた女の子は、馬のように速く走って逃げますが
後ろでおばけが何か言って笑っています。
「うさぎみたいによく聞こえたら」と女の子。
すると、キャベツがとんできて「わたしを食べて!」
キャベツを食べた女の子は、両親の家をおそうおばけの計画を聞きます。
「象みたいに力持ちになれたら」
するととんできたジャガイモ「わたしを食べて!」
ジャガイモを食べた女の子は、おばけたちを放り投げます。
女の子は両親と、ナスのグラタンをいただきます。
外ではやっぱりナスを食べながら、虫がきれいな声でうたっています。
このお話は、昔々、幼稚園児の私に母が言った
「馬はにんじんが好きでしょう? にんじんを食べたら、馬みたいに速く走れるようになるよ」
という言葉から考えつきました。
馬が大好きだった私は、にんじんが大好物になりました。
(実際の徒競走でもいつも一番でした。イメージトレーニング?笑)
母の”教え”を私の子どもにも伝えたくて、つくった絵本です。
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