母の家の隣は、火事で全焼したあとなんの片づけも行われず、廃墟のまま風雨にさらされています。
敷地も長年手が入らず、それこそ雑草の戦国時代史のような光景が繰り広げられ、今はツタカズラの海&大きく育ってきた雑木の林です。
もともとこの家には、グレたけど稼ぎが悪いので暴力団から破門された息子(といっても今はすでに中年)と、年老いた母親(といっても私の母よりはずっと若い)の貧しい母子が住んでいました。
家は明治時代に建てられたような古い建物で、ひどく老朽化し、また台風でこわれた屋根もそのまま修理されずに雨漏りしていたと思われます。
やがて母親の一人暮らしとなり、彼女は息子にできた子ども(つまり孫)のために自分のお金をほとんど全て渡してしまうからその孫に会いに行くバス代にもことかき、仮病を使って救急車を呼び無料タクシーとして使っちゃうという、トンデモばーちゃんになってしまいました。
で、数年前。火事です。延焼がなくてほんとにラッキーでした。
(私の推測でしかないんですが、お金がないこのおばあさん、暖をとろうとしてゴミか何かを燃やしていたのではないでしょうか・・・・)
全焼した家の灰やらなにやら、風に乗ってご近所を汚染しているはずですが、おばあさんはこの騒動で施設に入所となり(快適生活を楽しんでおられると思います)、登記上の所有者である親戚が整理に来ることもなく、年月が経過しました。
その敷地と母の家の間には細い生活道路があるのですが、それをまたいで雑木や雑草がはびこっていくるので、3年前にはボブが鎌を手にして刈ったくらいです。
今回はそのボブもいず、うちの桜がツタにからまれて困っておいででした・・・
ちなみに、このお隣というのは「不安の理由~「P」と青い顔の男
」「不安の理由~「P」と黒い霧
」でお伝えした、「p」を殺した犯人だと私が今でも強く疑っている人物がたむろしていた家です。
明日につづきます。
~おしらせ~
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