大学病院へ転院してから毎日仕事帰りにお見舞いに行く日々。。。
主人はとても良い人なので看護士さんや私にもあまりわがままを言わずにいました。
一生懸命先生の言うことを守り病気が治るように努力していました。
大学病院ですので、主人の日々の治療も治験となり、体内の水分を減らすと心臓への負担が減るとのことで真夏にもかかわらず水分制限のある生活でした。
エアコンも身体に負担になるからと、主人に小さい扇風機を頼まれて病室に持って行くと、それを見た主人が急に、泣き出しました。
その頃の主人は車椅子でしか移動が出来ず骨と皮だけでした。
人間の骨ってこんな風になってるんだってわかるくらいの体型でした。
なんで泣くの?
この扇風機が可愛くて。。。
俺が死んでも1人で強く生きてな!
って。なんでそんなこと言うの?
俺は最近夢を見る。
俺はお墓に入らないといけないって。。。
その夜私は眠れずにずっとネットサーフィンをしてました。
夜中の4時新着メールが入りました。
移植コーディネーターのKさんからです。
やりとりがYahooメールだったので、パソコンを開いてましたが、通常なら見てない状態です。
スマホもまだ普及してなかった時代の話し!
今日9時までに病院に来てください。とのことです。
主人の両親にも朝の4時だったけど、すぐに電話しました。
両親もいつもは電話の子機は一階に置いてるけど、その日に限って2階の寝室に持って上がっていたとのこと。
急いで病院に行くと主人の部屋には先生やら看護士さん10人ぐらいベッドを取り囲んでます。
両親も揃ったところで、先生からはご主人にはこれから補助人工心臓を装着する手術をします。
この手術に耐えられる体力の限界にきてます。
それから手術の説明をうけ、同意書にサインをして手術室に運ばれて行きました。