昨年、以前お姉さんが参加したサマーキャンプに、初めて参加した4年生の男子生徒さんと保護者の方のご感想をご紹介します。日本人参加者はたった一人きり、という環境で頑張り、その結果、キャンプ全体の投票で名誉あるPathfinderに選ばれ、表彰されたお子さんです。
質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:セイリングー自分で帆を操ったりできて、お話しに出てくる海賊の気分のようになれて嬉しかった。2週間目はほぼ毎日セイリングができました。普段、船に乗る機会は少ないですが、キャンプで毎日のように船に乗れたことがとても印象に残っています。Pathfinderになることができた。
ウエイクボードー立つことはできなかったけれども、3-2-1の掛け声で発進した後に、転んだりした時にカウンセラーが日本語で”大丈夫?”とかの声をかけてくれて、心強かったし、嬉しかったです。
カヌーで、一緒にペアを組んだ子と協力してカヌーができてコミュケーションがたくさん取れた。夕飯までの時間で、フリースイミングをキャビンの子とペアを組み、他のキャビンの子も一緒になって遊べて楽しかった。
テニスも楽しかった。特に出発日に、バスが出るまでの間にイギリスからのテニスの上手なNorinと一緒にできたことが特に楽しかった。
同じキャビンのTeaganが朝食のLineの並び方を教えてくれて、朝食を食べることができて、そのおかげで食事がおいしかった。果物(いちご、ブルーベリー、メロン、スイカ)もおいしかったし、黄色と緑と赤のパプリカが混ぜてあるサラダが特においしかった。
キャビンの中にシャワー室があり、シャワーがきれいでした。最初のシャワーは到着翌日の月曜日は使い方がよくわからなくて、冷たい水であびたのですが、日にちがたつにつれ、使いかたがわかり、シャワーからお湯が出てくるようになり、快適でした。シャワーの順番も決まっていて、順番が早いとすぐに寝られるし、順番が後だと、体をしっかり洗えてよかった。
キャビンの一緒の子たちは、一緒にふざけたり、優しい子は優しかった。
キャビンでは、自分が言葉がわからなくて会話に入れなかったこともあり悲しい時もあったし、自分が寝たい時に他の子がさわいでいて、静かにしてと言っても聞いてくれなくて困ったこともあった。カウンセラーが助けてくれた時はうれしかった。
表彰してもらった時に、最初の1週間は慣れるのに必死だったので、”ええ!ぼくが!”という気持ちで、その時はよくわからなかったけれど、だんだん、うれしさがこみあげてきた。他のキャビンの子から、Hi Yuta!と声をかけてもらえて、Congratulations!と言ってくれた上に、”ボクは4年目だけど、まだ一回も取ったことが無いから、1年目1週目で取れたYutaはすごいよ!”と言ってくれたこともうれしかった。
朝晩が冷えるので、長袖のTシャツが欲しかった。持って行ったフリースを着ると暑かった。
質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
回答:セイリング、カヌーなどの水上スポーツ系は日本のキャンプではなかなかできないので、自分の良い経験となった。世の中にはこんなにたくさん、色んなところで、色んなことができるのだなと思った。
キャンプに参加する前は、お風呂のことが心配だったけれど、毎日シャワーが浴びられたし、キャンプ中にトイレの流し方がわからなかったり、少しのトラブルもあったけれど、行ってみてよかったなと思った。2週間、英語でキャンプ内の人へのコミュニケーションをとる必要があり、そこを乗り切ることができて、これからの色んなことへのすごい自信になった。
朝食の後に色々と説明の時間があり、わからなくて、楽しいイベントを逃してしまったこともあったみたいだが、そこで説明があったイベントに友達が助けてくれて一緒に参加したら楽しかった。
ぼくはおねえちゃんが行っていたから、スケジュールもなんとなくわかっていたつもりだったけど、到着後初日の月曜日の実際のスケジュールがよくわからなくて(初日に説明がなかった)、アクティビティの間にキャビンにもどってしまったりして困った。
質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか?その理由は?
回答:来年もアメリカに行ってみたい。海外で今回のように乗り切ったという経験をしてみたい。
質問:今年参加したサマーキャンプに何かリクエストはありますか?
回答:(ぼくのわがままだけど)シャワーを可動式にしてほしい。
(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:キャビンのお友達とのお話や、表彰された後に声をかけてもらった話など、コミュニケーションが取れていたのだなと思いました。出発前に息子がコミュニケーションが取れるのかしらと若干心配しておりましたが、キャンプの方と周囲の方々のおかげで、息子なりに頑張れた2週間だったことを改めて実感いたしました。
息子が参加したアクティビティの中でセイリングが一番楽しいと思ったことは親として意外でした。未経験のアクティビティに挑戦したこと、しかも本人が楽しめたことが素晴らしい経験だと思いました。
キャンプカウンセラーの方で少し日本語がわかるDeionが本当に困った時に日本語で助けてくれたことも心強かったとのことです。ウエイクボードの時の別の方も日本語で声をかけて下さったり、ご配慮いただいたようで、大変感謝しております。
質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:本人も申しておりますが、2週間乗り切れたことが本人の自信になったようです。新しいことに挑戦する時に、その自信を思い出して一歩踏み出せるのではないかと思います。
初めて参加するキャンプということで、カウンセラーの方をはじめとするキャンプの方々にご配慮いただき大変感謝しております。特にTammy様が転送して下さった、息子のキャンプでの様子を拝読しました際に、子どものことをどこまでも肯定的にとらえて下さる環境が素晴らしいと思いました。
また、表彰いただいた後に、他のキャンパーが声をかけて下さった話を聞き、息子もそのキャンパーのように、相手に声をかけて祝える子に成長して欲しいなと思いましたし、このようなお祝いの言葉をかけてもらった経験が今後の息子の中に残っていくのではと思っています。(このキャンパーのように、声をかけられることは米国の子は皆さんされていますか?人として素晴らしいなと思いました)
息子から聞いてそれも経験だなと思っている話なのですが(決して変な意味はございません)、キツネ目をされたとのことで、日本にいたらなかなか経験しないことで、そういうこともあるということを親子で話しましたし、知ることも必要だなと思いました。
質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:(無回答)
質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:キャンプを訪問して下さることも含め、大変心強い2週間でした。キャンプでの様子を聞いて下さり、共有いただき、また、息子のホームシックの表現方法(Faxに”帰りたい”と書いてくる)が娘と異なり、私も動揺してしまいましたが、その際にTammy 様に”どんと構えて下さい”、とおっしゃっていただき、Tammy 様がキャンプの方とコンタクトをとって下さり、親としても気持ちを新たに切り替えることができました。大変お世話になりありがとうございました。
お姉さんが同じキャンプに参加した時は、他に日本人参加者は数名いましたが、このお子さんが参加した昨年の夏は、なんと日本人参加者は一人きり!、という環境でした。キャンプの様子は、経験者であるお姉さんからお話しを聞いていたものの、実際に現地に到着してみると、戸惑うことばかりだったはずです。不慣れな生活環境で、自分の居場所を見つけられず「帰りたい!」と思ったことは、アメリカ人キャンパーでもよくあることです。一方で、保護者の方にとっては、「遠い海外のサマーキャンプに子どもを送ってよかったのか?何かあったのでは?」と、不安ばかりがつのってしまうことを、コーディネーターとして理解しております。キャンプ現地のディレクターやカウンセラーたちに子どもの様子を確認しつつ、きめ細やかなサポートをお願いしつつ、地球の反対側の保護者の方のご心配をできる限り軽減し、お子さんのポテンシャルを信じて、前向きに応援して下さるよう、保護者の方のお気持ちに寄り添い、励ましていくこともコーディネーターとして大事な役割であると理解しております。ボストン空港でお見送りした際の、このお子さんの表情に、”やり切った”という達成感と自信を感じることができました!
