今年も残りわずかとなりました。今朝のボストンはマイナス1℃です。ここ数日マイナス10℃という日もあったので、ほっとしています。

 

今年の夏も、日本から子どもたちがアメリカ東海岸のサマーキャンプに参加しました。

本日ご紹介するのは、アメリカのサマーキャンプに4週間参加した小学校5年生の女子生徒さんと保護者の方のご感想です。初めての参加です!

 

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)

回答:最後の日にアメリカのお菓子やすべり台や水遊び、トランポリンなどのたのしいものがいっぱいならんでいて、とてもたのしかったです。その日は、あそびほうけた後、みなでろうそくを持ってお別れの会みたいなのをしました。ほかにも、ミュージカルはもちろん、サーカスなども楽しかったです。

ステージでうたをうたわせてもらって、その時にうたい終わった後にすぐに停電が起き、そうしたらみんながもりあげてくれてそのことがとてもうれしかったです。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。

回答:まずたんじゅんに、英語が上達しました。たとえば、発音が良くなったり、聞き取れるようになったり、スラスラと自分の言いたいことが言えるようになりました。アメリカの文化のまちがえてもいいからとにかくやっちゃう!と言うところがすごくいいとおもいました。何事も失敗を恐れずに挑戦してみようと思いました。

質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか?その理由は?

回答:参加したいと思います。理由は色々な日本では挑戦できないアクティビティーがたくさんあったからです。

質問:今年参加したサマーキャンプに何かリクエストはありますか?

回答:ないです。完璧でした!!

(保護者)

質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的だったことをお知らせ下さい。

回答:ステージでLet It Goを一人で歌う機会をいただいたのですが、歌い終わった丁度良いタイミングで停電が起きたことです。電気が真っ暗の中明かりをつけて、ギターを弾いてくれていた先生がLet It Goの伴奏をまた初めから弾いてくれたそうで、初めは娘が歌い、徐々に見てくれていた皆が一緒に歌う形となり、停電の幻想的な雰囲気の中で大変盛り上がったそうです。困難な状況でも機転をきかせて楽しむ姿は娘の心に強く印象に残ったようです。ありがとうございました。

その他では、サーカスとミュージカルのプログラムがとても印象に残りました。たくさん体を動かしたり、ミュージカルを英語で出来て、とても楽しく勉強になったそうです。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。

回答:いろいろな国のお友達と英語で楽しくコミュニケーションを取ることが出来、文化の違いなど様々なことを肌で感じて来てくれたと思います。身の回りのことを自分で全て取り組むことで、日本で普段自分がしてもらっていることがあたりまえでないことにも気づけ、まわりの人に対して感謝の気持ちが芽生えたようでした。さらに、英語力がとても伸びたと思います。もともとReadingとListeningが得意だったのですが、アメリカに行ったことで特にWritingとSpeakingの能力がかなり伸びたと感じております。

世界中のお友達と関わることでたくさん学びがあったようで、宝物のような時間を過ごしたようです。帰って来てすぐにまた来年も行きたい!、と言っていました。

質問:何かプログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。

回答:特に無いです。

質問:コーディネーションを担当いたしました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。

回答:素晴らしかったです。困ることは一つもありませんでした。Tammyさんの対応は本当に素晴らしく、Tammyさんがいてくれたから、娘も楽しい気持ちで帰宅できたのは間違いありません。キャンプ中は小さなトラブルや困りごとでも迅速に対応して下さり、Tammyさんに伝えるとすぐに状況は好転しました。キャンプにも実際に訪問して下さり、娘を勇気づけて下さいました。そのお陰で最初から最後までスムーズに楽しく過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました。

 

お母さまからお問い合わせをいただいた際、お嬢さんは英語のお勉強の他に、歌やダンスのレッスンも頑張っていて、オーディションを経て商業ミュージカルの舞台に立った経験もあり、この夏は舞台の上で英語で歌を歌ったり、ミュージカルのアクティビティーにも参加してみたい、と伺いましたので、パフォーミングアーツのアクティビティーが充実しているサマーキャンプをご紹介させていただきました。このキャンプは弊社設立以来、30年近く、毎年(コロナ禍でキャンプ開催がキャンセルになった2020年を除く)日本から子どもたちを受け入れて下さっているキャンプです。日本人枠は全体の3%以下としています。

 

キャンプ到着後、このお子さんが選択したアクティビティーの中に、なぜかミュージカルのアクティビティーが入っていないので、おかしいな。。。と感じました。キャンプディレクターに状況を確認しつつ、お母さまがお子さんからお聞きになったことも参考にさせていただきながら、速やかに関係者一同で話合いを重ね、すべてお膳立てしてしまうのでなく、子どもが自ら勇気をもって一歩踏み出せるようサポートした結果、私たちの期待以上のパフォーマンスを見せてくれました!200名以上の観衆の前で、Let It Goを独唱した時のまさかの停電!真っ暗になったホールに灯されたキャンドルとギターの伴奏に背中を押してもらったアンコール。。。キャンプの仲間たちが徐々に加わって一緒に歌ってくれたという情景を創造しては、私も鳥肌が立つような感動をいただきました。来年もぜひ参加して、ミュージカルの舞台で活躍して欲しい!、と願っております。