もしエゴを手放して組めたら | ボールルームの魔法♡社交ダンスオタクの気ままおしゃべり

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社交ダンスについて興味のままにあれこれ書いてます

アメリカンスタイルを中心に
競技、選手やドレス
レッスン、身体のケアなど
気の向くままのおしゃべりです。

最近、自我についての

深めの精神世界の本を

読んでいます。

 

 

思考しているこの「私」という存在は

自我であって幻想である、

ということをつい考えてしまいます。

 

 

「私」を認識したとたん

私とそれ以外の区別が生まれる。

 

 

もし世界に私しかいなければ

少なくとも人間関係という意味で

他者という存在を考えることはない。

 

 

他者と踊るダンスでは

相手の動きや

相手が感じていることを感じようとします。

 

 

それをしなければ

シングルで踊る二人が

ただくっついているだけの踊りです。

 

 

相手を感じるためにはまず

「私」を感じないといけない。

 

 

「私」がなければ

私と区別された相手が存在しえないから。

 

 

私を感じたうえで

相手を認識する。

 

 

自分とつながれ、

自分を感じろ

これをオーナーコーチたちには

何度も言われます。

 

 

 

そして思うにさらにその先に

もう一度

「私」と感じている自我をてばなし

相手も私、私も相手

という境地があるのではないかなと思う。 

 

 

そうなったらその二人のダンスは

どんなことになっちゃうんだろう。

 

 

たぶん、見ただけで

涙が出るんじゃないかな。

 

 

だって、それは踊っている二人だけではなく

見ている人たちも全員

私はあなた、あなたは私に

なっているはずだから。