2021年のスムース界の
トップニュースは
プロ王者の交替劇です。
現役で王座に君臨していた
ニック&ヴィクトリアを
ペアを組んで4年目の
ローマン&ガリーナが打ち破ったのです。
この話は以前も書いたのですが
一つ思い出したことがあってですね。
ローマン達が勝った2021年の
ミレニアムボールの前に
エメラルドボールという
アメリカの社交ダンス界では
大きい大会があったのです。
でもって大会の結果や
選手たちの躍りについて
普段コーチやジャッジをしている
大御所を呼んで講評をしている
SuperShag Dance Videos & Results っていう
youtubeチャンネルがあるんです.
そこで
エメラルドボールの講評もやってて
そこで言われてたんです。
ニックがダンスのなかで
ヴィクトリアにキスすればいいのに❗️
って。
社交ダンスのカップルは
プライベートでもカップル
というのは珍しくありません。
ニックとヴィクトリアは実際に
ご夫婦でもあります。
でも確かに
二人のダンスはとてもしなやかで
美しくエレガントで美しい、
でも❗️
パッションが物足りない❗️
だから安定なんだけど
ドラマがない
実際、ライバルのマックス&タチアナが
現役だったときは
タンゴでは2人に勝てなかったのだ。
マックス&タチアナのタンゴの
迫力満点、情熱的な表現は
そりゃもう圧倒的だったもの
で、タチアナ達が引退して
2位のポジションに来た
ローマン&ガリーナは
最初こそ探り探りの
パートナーシップだったのが
見えちゃってた。
でも多分、すぐにね
2人はプライベートでも
パートナーになったんだと思う。
そういうのって分かるじゃないですか?
実際、2019年ぐらいから
ローマンはガリーナに
キスするようになってます。
例の講評でも
その事に触れてて
ローマンはちゃんと
ガリーナにキスするでしょ
って言ってます。
スムースって、スタンダードより
ラブな感じを表現するダンス。
愛し合ってます❗️感を
演技でもなんでも
出してなんぼです。
ニック&ヴィクトリアから
ローマン&ガリーナが勝つようになったのは
ひょっとするとジャジが
ラブの表現重視の傾向に
なってきてるんでない?
と思うのです。
プロのトップの3組4組って
テクニック的にそんなに差がない。
どうやって点つけてるの?
って思っちゃう。
ローマンとガリーナが
テクニック的にも成長したんだろうけれど
ニックたちがペアを組んだときには
2人ともそれぞれ別のパートナーと
ファイナリストの常連だった。
マックスはタチアナとくむ前は
ヴィクトリアとくむ前のニックに
いつも勝って優勝してたし。
だから誰を一位にするかなんて
ジャジの好みじゃないかと。
マックス&タチアナが
ニック&ヴィクトリアに勝てなかったのも
タチアナがちょーっとだけ
アバンギャルドなファッションだったからとか。
ミレニアムに続き全米選手権でも
勝てなかったヴィクトリアは
髪型やドレスの雰囲気を
それまでの氷の女王みたいな雰囲気から
ちょっとガーリーに変えたりと
試行錯誤してるみたい。
でもさ、
ニックが愛しさいっぱいのキスを
ヴィクトリアにして
ヴィクトリアもそれにとろけるようなダンスする。
スーパーシャグでも言ってた。
それが見たいのよ❗️って。
ニック、がんばれ❗️
ヴィクトリア、怖そうな奥さんだけど😆