伊藤純也選手の件も大変驚いています。

 

こちらも真実はまだ闇の中ですが・・・。

ただ、伊藤選手側の対応は松本人志さんの対応を凄く分析している感じがします。

松本さん側になかった世間への強いアピールはかなり効果的に思えました。

 

■映画『テルマ&ルイーズ』

 

恐ろしい時代です。30年以上前に上映された映画が、再び映画館で上映される事も珍しいことではなくなってきました。

 

 

この再上映は正直驚きました。しかも4kのリマスターって・・・そんなにこの作品人気あったのか・・・と。失礼な言い方なんでしょうけど、ここまでこの作品に人気があるなんて思いもしませんでした。

 

1991年公開の女性二人の傑作ロードムービー。監督はあのリドリー・スコットが担当しています。

 

当時は女性版『明日に向かって撃て』なんて言われていましたが、確かにストーリー的にはアメリカン・ニュー・シネマだと思ってもらって良いと思います。ラストの破滅的なシーンを見ると誰もが納得されるのではないでしょうか?。

 

私は1992年頃にレンタル・ビデオで鑑賞したはずですが、とにかく映画のラストシーンで心震わせたことがもの凄く印象に残っています。後輩がレンタルしたけど途中で見るのを止めた・・・なんて言っていたので、映画の面白さを詳しく解説してあげたら「もう一回借りてみよう」なんて言ってました。そういや、その後の感想は聞いていません。あれ、どうだったんだろう?。

 

 

2023年のツタヤ閉店セールで、レンタル・アップのDVDを安価に購入したのでいつでも映画は鑑賞できるのですが、やはり劇場公開というのと4Kリマスターという事にも惹かれます。

 

別に4Kリマスターに拘りはないですが、どんな感じになっているんだろう?・・・という興味はあります。作品が別物という見方もできますし。

 

■2019年の『午前10時の映画祭』

 

この映画『テルマ&ルイーズ』は以前、『午前10時の映画祭』で公開されたので見に行きました。

 

いつ頃見たか?・・・までハッキリとした記憶が無かったので調べてみると2019年11月でした。驚きました。そんな昔だっけ?・・・と。

 

 

この時に、劇場に見に行った理由が

「多分、これが『テルマ&ルイーズ』を映画館で観る事のできる最後のチャンスだろうから・・・」

だったんです。

 

だから、まさか5年後に4Kリマスター版が全国の劇場で公開されるなんて夢にも思っていませんでした。私の驚きを理解してもらえるでしょうか?。今回の4Kリマスター版再上映はそれくらい衝撃的だった、ということです。

 

しかし、最近は時間の過ぎるのが早いです。5年なんてあっという間ですし、5年後もあっという間なのでしょう。そして、その次の5年後も・・・あー考えたくない。

 

5年前に劇場公開で見ているしDVDも持っているし、上映劇場が福岡県では博多天神のKBCシネマだけだし(遠いんです)、今回の上映を見に行くかどうかは微妙などころです。観に行きたい気持ちが半分、観に行かなくも良い気持ちも半分、といったところでしょうか。4Kリマスターってことですから以前の作品とは純粋な意味では違うので、そこに付加価値を付けるかどうか・・・なんですけど。悩みます。

 

 

でも、この作品はかなりの傑作です。初見の方は映画館で体験されるのも悪くはないと思いますよ。

 

 

他人には人の事実なんてわかりませんから。だから冷静な判断というものが重要になってくるのだと思います。

 

私は基本的に週刊誌報道は頭からは信じません。まずは疑ってかかります。

 

これは情報に接するイロハだと思っているのですが、世の中には何の疑いもなく信じちゃう人が多いみたいで本当に驚きます。

 

言われた事をそのまま信じる行為は「納得」とは言いません。ただ「知った」だけです。情報は「知った」後に「理解」し「納得」もしくは「疑問を呈する」ことが大事です。

 

情報のインプット時に何も考えず鵜呑みにするから、小山田圭吾や山下達郎の時のような騒動になる。少し考えればわかりそう(=疑問を感じそう)なのに、メディアの操り人形のように煽動され騒ぐ姿は今のネット社会の象徴のようにも思えて苦笑するしかありません。

 

今回の伊藤純也選手の件を見ていると物証の大事さが骨身に染みますね。あと、毅然とした対応を見ると、そっち側に心が動いたりもします。あと、情に訴えるような言葉を殊更持ち出して説得しようとするのはあまり良くない気がしました。

 

「セカンド・レイプだ」というところです。伊藤純也選手がもし無実なのだとすれば伊藤純也選手からの「セカンド・レイプ」になるはずもない。自身の無実を証明しているだけですから、そこに「逆告訴はセカンド・レイプ」という理屈を付けても論点が違うとしか言いようがない。こういう言い方は失礼なのかも知れませんが、下手に情に訴えかけるとむしろ胡散臭く思えてしまう気がします。

 

追記)ここに書いたセカンド・レイプとは女性側弁護士が伊藤純也氏の逆告訴に対して、伊藤純也氏に述べた事(と理解しています)を指しています。もちろん、ネットで赤の他人が被害女性とされる方を誹謗中傷する事は許される事ではありません。そこは意味を切り分けでご理解ください。念のために追記します。

 

だから、そのような安易に情に訴えるのではなく、きちんと正々堂々、お互いが皆に理解のできる主張を行って決着をつけてほしい、と願います。

 

真実は未だ、闇の中なのですから・・・ね。

 

(終わり)