松本人志さんの騒動が燃えています。

でも、あれどこまでが本当なんだろう?って思います。

 

何と言うか、世間は文春を信じすぎじゃないですかね?

メディアを無条件に信じすぎるのはとても危険!に思えます。

 

■『小貫早智子』の一人ユニット

 

『Stefanie』とは小貫早智子さんという方の一人ユニットのようです。小山田圭吾の『コーネリアス』と同じような感じですね。私はこの『Stefanie』を全く知らなくてタワ・レコのアウトレット・セールで初めて知りました。

 

 

元々は『張替智広』という男性一人とユニットを組み、『HALIFANIE』という名前で2000年代後半から音楽活動をされていたようです。2010年代には色々のアーティストへの楽曲提供も行っていて、中には今でも名前を聞くと「へぇ~」なんて思うようなアーティストも含まれていたりしました。

 

その『HALIFANIE』の活動の合間に(?)行っていた『小貫早智子』のソロ活動名義が『Stefanie』ということです。2008年にはイギリスでリリースされたコンピレーション・アルバムにも参加されていて、活動はワールド・ワイドだったようです。割と注目されていたのかも知れません。

 

私はこのグループについて全く知らなかったので、全てがインターネッツ情報の受け売りではありますが・・・(汗)。気になる方は以下の記事を参照ください。 

 

 

ネットで探しても詳しい情報はあまり得られないです。この記事が唯一詳しく書かれたものでした。アルバム発売時の紹介記事です。

 

■『Stefanie / Stefanie』というアルバム

 

小貫早智子さんが2018年に『Stefanie』名義でリリースした初めてのソロ・アルバムが、この『Stefanie / Stefanie』です。

 

 

リリースの形態はアナログ盤と配信の2つだったということで、CDでのリリースは無かったようです。変わっている・・・というか先見の明があった、と言うべきなのかも知れません。

 

フィジカル形態をCDではなくアナログ盤オンリーとする辺りに、小貫早智子さんが聴いてほしいリスナーに対する思いを感じたりします。2018年当時ですから。

今みたいなアナログ・レコード・ブームが盛り上がっていない時代のチョイズとしてはかなり異端に見えたのではないでしょうか?。

 

でも、だからこそ、です。レコ好きおじさん達にとってはシンパシーを感じたりするところなのです。レコのリリース後6年を経て・・・ですけど、もしかすると運命の出会いだったのかも?なんて思ったりしたりなんかして(笑)。

 

タワレコのアウトレット・セールが無ければ出会えなかったレコですから、ね。サブスクで音楽聴いていても多分一生辿り付けなかったんだろうなぁ・・・、なんて思ったりするとより一層感慨は深いです。

 

■90年代渋谷系を思い起こすノスタルジーが満載

 

で、その音楽性ですが、2018年にリリースされたレコとは俄かには信じられない程に90年代しています。90年代の渋谷系です。

 

上記に貼り付けたユーチューブ動画を視聴してもらえば分かると思いますが、音楽、映像、ファッション全てが90年代しています。90年代に制作されたMV・・・と言われても全員信じちゃうのではないでしょうか?。

 

このMV、デジタルではなくフィルムで撮影されているようにも思えます。デジタルで撮影した後にフィルムっぽく変換している可能性もありますが、でも、すごくフィルムっぽいんです。この辺り私は素人なので完全に推測でしかありませんが・・・。

 

一言で言い表わせば「レトロ」ではなく「ノスタルジー」。

 

MVを見ていると妙に琴線に触れる感覚があって、これは多分個人の記憶によるものだと思われますが、もしかするとMV制作段階に制作側にそのような意図があったのかも知れません。だとすれば、まんまと策略に引っかかったことになるのですが、だからと言って別に悪い気はしません。ウィンーウィンというか。

 

ほんとお礼を言いたいくらいです。笑顔で懐かしさをアリガトウ!って。

 

アルバム全編がノスタルジックな雰囲気に包まれた渋谷系サウンドで、明るく楽しそうな、でもどこか切ないという。

 

このようなサウンドが令和の時代に生まれた事に本当に驚きました。渋谷系ど真ん中世代の胸にはドンピシャで突き刺さりそうな気がしますが、逆に言うと若者には受けないのかも知れません・・・ね(少し残念)。

 

 

なので、私は松本人志さんの件は完全に傍観者になっています。世間の動向を見ていると、むしろ冤罪の危険性について考える事の方が多かったりします。

 

こんな事書くと、意識高い系の人達からは「告発した女性に対するセカンド・レイプだ!」みたいな事言われるかも知れませんが、そういうつもりは一切なくて、あくまでも可能性の話なんです。

 

冤罪って99パーセント間違いない!って世間から思われた時にこそ起こりやすいものです。何故ならば、周りの人間が信じ切っているから。疑う事を忘れた時にこそ冤罪の起きる確率は高くなる。その警笛を私は鳴らし続けたいです。

 

小山田圭吾や山下達郎の時と同じでメディアに踊らされる人間ってホント(失礼な言い方で申し訳ないのですが)間抜けに見えちゃうんです。

 

なんて書くと「お前は間抜けではないんか?」などと怒られそうですが、私も間抜けなんですけど少しは考えている自負があります。頭から信じる事の恐ろしさを知っているし、だからこそ結論の出ない事があることも知っています。

 

真実は何なのか。知る由はありませんが、全ての可能性を否定したくはないです。

 

安直な「擁護だ!」「批判だ!」的な、指摘とも言えない1ビット思考ってもう本当にやめたほうがいいと思います。世の中の構造は複雑ですから、見方を変えれば形が変わったりする。だからこそ物事を単純化するのではなく、多面的に見て深く考えることが大事だ。なんてそう思うのです。

 

とりあえずは、まずはヤフー・ニュース見るの止めた方がいいかも知れませんね?。

(ヤフーさん御免なさい!)。

 

(終わり)