明けましておめでとうございます。

 

と言いながらも、トシ食っちゃうとあまりおめでたくないというか。

どちらかというと、また一歩死に近づいたか・・・みたいな(うわぁ!)。

そんな感じなんです。(´・ω・`)

 

■TV番組『芸能人格付けチェック』

 

多分、知らない人はいないTV番組だと思います。私もいつから観ているか全く憶えていない程ですが、正月になると何故か観てしまうという不思議な番組。

 

普段ブイブイ言わせている(?)芸能人の中身を知って格付けしてしまおうという、ちょっと悪趣味な(笑)番組ですが実に面白く、癖になります。別に毎回楽しみにしているという訳でもないのですが毎年必ず観てしまっています。

 

そのTV番組『芸能人格付けチェック』が今年は放送が延期ということで。

 

被災された方の事を思うと仕方ないことのようにも思いますが、少し残念というか何と言うか。

 

で、実はこのTV番組『芸能人格付けチェック』のあるコーナーで私は本気で戦っていたり(というとオーバーですが)しています。

 

それがタイトルに書いた『高額楽器と高額ではない楽器の音質を聴き分ける』コーナーです。私はこのコーナーだけは全身全霊をかけて観ています。

 

マジで、本気の本気で出演されている芸能人同様回答しています。

 

■所謂、高額楽器の音質について

 

それで毎年、TV観ながらどちらが高額な楽器なのか?声に出して答えていますが、今のところ外したことはありません。全部正解です。音質に限ればガクト並みです。これ、地味に凄い事かも?なんて最近思うようになってきました。

 

音質が違うことはどんな人でも分かると思います。いや、わからない人も中にはいるかも知れませんが、そういう人は稀だと思います。とにかく音質が違うのは誰でも分かる、という前提で話を進めていきます。

 

次に大事なのが、その音のどちらが高額楽器のものなのか?というジャッジとなります。これさえ正確に行えれば間違う事はありません。あなたも毎年ガクトになれる、ということです。

 

音質は主観ではなく客観で判断する。これが肝です。個人が良い音だと思っても、それが高額楽器の音とは限らないのです。そもそも高額な楽器が何故高額なのか?を考えれば自ずと答えは導かれると思います。

 

高額な楽器はありきたりな音質ではない、という事。逆に言うと、ここを見極める事ができなければ正解する事は難しいと思われます。人の耳は慣れるものですから、例えばデジタルばっかりで音楽を聴いているとデジタル音質が良い音に聴こえたりするでしょう。

 

でも世間一般的に言う良い音質とは、他にも無数にある沢山の音質を聴き比べた結果ですから個人の主観とは無関係なのです。つまり良い音質をジャッジする為には想像力が必要だという事になります。

 

■高額楽器の音質のジャッジ

 

なので、私は音質を聴いて最初に感じた自分の感想は完全に無視しています。

 

パっと聴いて良い音に聴こえても、それを採用する事はありません。しかも、最初の感想は大体間違っていることの方が多いです。驚きますよね。つまり自分の主観はこと音質に限って言えば全く当てにはならないということです。

 

だって、耳障りの良い音に聴こえるということは普段聴きなれている、ということです。普段聴きなれているということは珍しくない音だということで、つまり、高級なはずがない、という理屈です。

 

それプラス、世間的には高級な良い音というフォーマット的なものが一応決まっています。所謂、専門家的な方が絶賛する音質ということです。その音質に普段から触れる事は重要です。つまり、高額な楽器の出す良い音質というものに慣れる必要があるということ。

 

これ当たり前と言えば当たり前ですよね。

 

高額な楽器の出す音を知らないのに、その音質を聴いて高額な楽器のモノかどうか?
なんてジャッジできる訳はありません。知っているから判断できるのです。知らないでジャッジしようとしても、それは只の個人の好き嫌いでしかないってことです。

 

そこは多分に想像力に頼る部分でもあるのだと思います。自分が聴いて感じた事よりも世間一般的にはどうなのか?を想像できる力と言いましょうか。そのバランスが良ければ良い程正解する確率は高くなる。そんな気がしています。

 

そんなこんなんで、私は今年もガクトになれるのか?。

 

これは本放送までのお楽しみ、ですね。

 

■プロとアマの演奏は難しい

 

逆に、同じ楽器をプロとアマで演奏して当てるというコーナーは難しいです。結構外しています。多分正解した方が少ないと思います。

 

こちらは想像力が邪魔をする感覚があります。色々想像してしまうと、ド壺にはまってしまってさあ大変!です。

 

普通に考えるとリズムのキープとか演奏のタイミングだとかで判断できたりしそうに思えますが、サッパリ分かりません。これは演奏自体の良しあしのフォーマットが決まっていない事に由来しているように思います。

 

つまり、もしかしたらプロだからワザと演奏しているのかも?という勘違い。

 

抑揚の抑えた演奏だけど、これはワザとなのか?

ホーンの音が若干耳にくるけど、これはワザとなのか?

演奏のバランスが少しおかしいように聞こえるけど、これはワザとなのか?

 

・・・などなど。普段聴かない種類の演奏の良しあしをジャッジする難しさ。こんなの正解できる訳ないですよね。(´・ω・`)

 

2023年分も外したし、多分今年も外すんじゃないか?と思っていますが、まぁこちらは端から期待していませんので・・・。

 

ちょっと違う例えになりますが、これはエディーヴァンヘイレンの演奏なのか?それとも素人のコピー演奏なのか?、なんかだったら分かるような気がするんですけどねぇ。何せ正解が分かっているものですから・・・。

 

 

うう・・・死にたくない。

 

なんて、昨今の有名ミュージシャンの報を聞くたびに思う訳ですが(うぅ・・・)、自分もいつかは・・・なんですよね。その時はウチにある大量のレコード、どうすりゃいいんですか?・・・。どうしよう、ホントどうしよう。

 

なんて考えだすとキリがないので、何も考えず今年もレコをガンガン買いますよ!。買いまくります!。

 

レコ以外にも、なんですけど。他人が見てもゴミとしか思えないようなモノがウチには沢山あるのでどうすべきかホント悩みます。

 

それこそライブハウスのチケットとかカフェデュモンドや旧ウェンディーズの紙カップ(保存してるんです:笑)とか。20年前~40年前のライブのチラシとか、知らない人からすると只のゴミですもんね。でも、もはや現存している個体はココにしかないかも知れない・・・なんて思うと捨てる訳にもいかないし。

 

こんなものを有難る人も他にはそうそういないと思うのでホント困りものです。

 

博物館的なモノがあれば寄贈することもできるんですけどねぇ・・・。

 

(終わり)