さようなら！ホークスタウンモール！ ①

遂に『マークイズ福岡ももち』がオープンしました。

でも、私はその前に営業していたホークスタウンモールが好きでした。

■ホークスタウンモールとは

９０年代に開業した『福岡ドーム』（現ヤフオクドーム）の南側に位置していたショッピングモールの総称です。

詳しく知りませんでしたが、改めて調べてみるとオープンは２０００年となっています。９０年代半ばには開業しているイメージでした。そんなに古い歴史がある訳でもないです。私がホークスタウンモールの存在を知ったのは２００３年頃だったと思います。

天神の繁華街からも遠く、ＪＲ駅からも離れていたので交通の便が悪かったんです。野球を観に行く趣味もなかった私には全く無縁な場所でした。興味を持ったキッカケはズバリ、ハードロックカフェでした。

ホークスタウンモールにハードロックカフェがオープンしている事を知った私は、ハンバーガーを食べる為だけにホークスタウンモールへと足を運ぶようになりました。遠いです。面倒です。だけどハンバーガー欲には勝てません。バスを利用したり、地下鉄駅から歩いたり。面倒だと思いながらもホークスタウンモールへと行くようになりました。

■素晴らしいローケーション

当初、繁華街から離れていることにマイナスなイメージしかありませんでした。でも、いざホークスタウンモールまで来ると、その抜群のローケーションに居心地の良さを感じるようになりました。

ホークスタウンモールは『箱』ではなく『街』のようでした。ドーム球場の高い位置からホークスタウンモールの景色を見下ろすと、まるで～行ったことはありませんが～スペインの街並みのように見え、色合いとか建物のデザインとか、そのスペインっぽさが非日常感を感じさせて、大袈裟に言えば日本なのに日本ではないようにも思えました。少しオーバーですが。

『箱』の最大の利点はイオンモールを見ての通り、とても便利が良いという事です。雨風なんて全く関係ないですし、お客様にとっては非常に優しい作りだと言えます。でも、個性が埋没してしまう弊害も感じます。便利さを追及した結果の没個性です。結果的には現在のショッピングモールはどこも同じような作りとなってしまい、何となく物足りなさを感じてしまうのです。

そういう意味でホークスタウンモールは個性があって面白かったと個人的には思っています。年々、ショッピングモールから失われつつある個性を、私はホークスタウンモールには感じていました。

■昔撮影した写真を探してみる

デジカメ大好きっ子だった私は、事あるごとに写真撮影していました。もちろん、個人で楽しむ目的です。その時点ではまさか自分がブログを書くようになるなんて思ってもいませんでした。でも、おかげでブログのネタ探しには困りません。ネタのストックはある方だと思います。

ホークスタウンモールの写真とはいっても目当てがハードロックカフェですから、基本的にはハードロックカフェが主体の写真ばかりになってしまいます。でも、がんばって探すと何とか使える写真も残っていました。数は少ないですが・・・。

その使える写真を時系列に沿って、記事にしてみようと思います。最近まであったホークスタウンモールには懐かしさを感じる程ではないとしても、１５年前のホークスタウンモールだったら懐かしさを感じる方もいらっしゃると思いますので。

それでは、始めます。

■２００３年のゴールデンウィーク ~~（１日目）~~

この写真はデジカメの日付が狂っていて、正確な日時が分かりませんでした。でも、２００３年のゴールデンウィークであることに間違いはないです。ハッキリ記憶に残っています。

この頃はまだホークスタウンモール２の工事前で、よかとぴあ通りに沿って大きな駐車場が存在しました。２枚目の奥の方にある建物がホークスタウンモール１の区域です。ホークスタウンモール１の区域は２０００年開業とのことで、私が初めてホークスタウンモールに伺ったのはオープンから僅か３年後でした。どうりで綺麗だった印象が強く残っている訳です。

ハードロックカフェです。カメラケースが写っているのはご愛敬ということで・・・。

ハードロックカフェの隣がＣＤショップ『ＨＭＶ』でした。この店舗は巨大でした。

最初にホークスタウンモールに来て、ハードロックカフェの隣に大きなＨＭＶの店舗を発見した時は嬉しかったです。この区域がまるで音楽のテーマパークのようにも見えて、とてもワクワクしました。この時、ＨＭＶでフリッパーズギターの特集雑誌を発見したので購入しました。

ＨＭＶで雑誌を買った後はハードロックカフェでハンバーガーを食べました。ハードロックカフェの店内で雑誌を見ていた記憶はハッキリ残っています。

この日は行き帰り共に西鉄バスを利用しました。

ＪＲ博多駅からホークスタウンへ西鉄バスで行く場合、天神北から都市高速を走ります。もちろん時間短縮の為の路線なのでしょうけど、バスで高速道路を走るという経験がこれまで無かったものですから、景色を見ているだけでも楽しかったです。

博多の都市高速は壁が低いので景色が良いです。写真のように天気が良い時は本当に気持ち良いです。和みます。

~~■２００３年のゴールデンウィーク（２日目）~~

■２００３年７月頃

よかとぴあ通りのホークスタウン側のバス停から西を向いて写真を撮りました。右側がだだっ広い駐車場です。

１枚目のカメラの位置から右側を写しました。そのまんま駐車場です。奥にはドーム球場がハッキリと見えます。

この頃はバス停の名称が『福岡ドーム前』でした。現在はヤフオクドームに名称変更されていますが、私は今も慣れません。今でもたまに福岡ドームと言ってしまう事があります。(´・ω・`)

この写真はバス停を西に歩いて辿り着いたホークスタウンの端になります。マークイズ福岡ももちの表玄関の場所です。

奥にドーム球場が見えます。その手前の明るい色の建物がハードロックカフェの手前にあったＡＢＣマートです。如何にホークスタウンの駐車場が広かったか。分かってもらえると思います。

この日はハードロックカフェでも写真を撮っていました。ハンバーガーとアイスコーヒーです。ハンバーガーの上にはＨＭＶで購入したＲＥＭＩＸという音楽雑誌が見えます。ハードロックカフェに一人で行くときは、隣のＨＭＶで音楽雑誌を購入してから行きました。

この時かな？。音楽雑誌を読んでいると、カワイイ女性の店員さんがハンバーガーを運んできてくれました。「何読んでいるんですか？」と聞かれたので、雑誌の表紙を見せ「隣のＨＭＶで買ってきました」と言うと、「かっこいいですね！」とか言われたのでドギマギしました。音楽雑誌読むのがかっこいいのか・・・？。

ハードロックカフェの店員さんは皆さんフレンドリーじゃないですか。気さくに話しかけてくれるのは嬉しいのですが、この時は何故かいつも以上に話しかけられて、コミュ障的には少し辛いものがありました。親切だったんですけどね。かわいかったですし（遠い目）。

クマのぬいぐるみは最初から各テーブルに置かれていました。買おうか・・・と悩みましたが、結局スルーしました。今考えると買っときゃよかったかな・・・。

この時読んでいたＲＥＭＩＸはまだ手元にあるのだろうか？、と探してみました。

無事発見しました。須永辰緒さん表紙の２００３年０６号です。懐かしかったのでＲＥＭＩＸ前身雑誌だったＭＩＸも全号一緒に写真に収めてみました。

フールズメイトが80年代終わり頃に廃刊となり、ダンスミュ－ジックにも傾倒するＭＩＸとビジュアル系専門のフールズメイト（何故、同じ名前なの？）という２つの音楽雑誌に分離しました。ＭＩＸは確か季刊発行でゼロ号から４号まで出版した後、月刊誌へと変わります。その際にＭＩＸからＲＥＭＩＸへと誌名を変更しました。

私、ダンスミュージックは門外漢でしたが、何故か毎号買ってました。不思議です。

■２００８年７月２５日