昨日のKaedeさんの記事のついでと言っては何ですが、前から思っていた事を書いてみようと思います。
■オリジナル曲 Vs カヴァー曲
ネギッコがオリジナル曲で勝負しているのは分かるのですが、たまにはカヴァー曲を歌ってほしいなぁ、なんて思ったりしていました。
ひとつのきっかけとなったのが(しつこいようですが)『CECIL』でした。以前記事に書いた通り『CECIL』には未発表曲がいくつかあるのですが、その未発表曲の出来が素晴らしく、このまま埋もれさせるのはモッタイないなーと常々思っていました。
その二つがリンクしたのです。「そっか、ネギッコが歌ってくれたら嬉しいなぁ!」と。
その『CECIL』の未発表曲のひとつが『フルーツバスケット』です。ネギッコが歌っても全然おかしくない曲調です。だったらついでに、他にもカバーしてほしい曲を探してみようと思い立ちました。
■選曲の条件
何事にも条件は必要です。何でもかんでも、では纏まりが無くなってしまいます。なので、いつも通りいくつかの縛りを決めました。
●縛り① ・・・ ネギッコのイメージからかけ離れていない事
●縛り② ・・・ あまりにも古い楽曲は対象外とする事。古い録音はイメージが合わないと思われるので、大体2000年前後までを目安にする。
●縛り③ ・・・ オリジナルは女性ヴォーカルとする事。
●縛り④ ・・・ 個人的に大好きな楽曲である事。思い入れの無い楽曲は選ばない。
●縛り⑤ ・・・ 世間的なヒット曲や知名度のある楽曲は対象外とする事。オリジナル曲のイメージが強すぎると引きづられてしまう為。
以上の五つを縛りとして条件にしました。ですが、縛り②と縛り③に関しては絶対条件とはしませんでした。あくまでも努力目標ということでご理解下さい。
要はネギッコが歌ってもおかしくなければ全てOKという事です。で、その判断基準は全て私。という事で8曲ドーンと選んでみました。ちなみに8曲に意味はありません。10曲探したのですが見つからなかったので8曲です。末広がりですし(意味不明)
■選曲結果
それでは行きますよ。レディ、ゴー!。
●フルーツバスケット / CECIL (2006年 unreleased)
何はともあれ、まずはこの曲です。本当良い曲なので埋もれさせるのはモッタイないです。
ヴォーカルだけネギッコに差し替えれば、そのままバッチリな気がしませんか?。新曲でも通用しそうな勢いです。権利は『CECIL』のプロデューサーである大平隊長が持っていると思うので交渉すればスンナリ通りそうな気もします。未発表曲ですし。
そんな風に思うのって私だけでしょうか?。
●Summertime in the Place / Instant Cytron (1996年)
選曲した楽曲の中では一番古い曲です。ただ、古さは全く感じません。今の世の中でも新曲で立派に通用するクオリティだと思います。
我が福岡県の輩出した代表的な渋谷系アーティストです。リリース当時に天神のショッパーズにあったタワーレコードで試聴しましたが、めっちゃ良くて大層驚いたものです。途中、不遇な時代もあって色々大変だったと思いますが、今は休止状態です。
15年くらい前にHPも良く覗いていました。ギタリストの方の絵心には爆笑しました。あのシリーズ面白かったです。また見たいなぁ。
●夏をぶっ飛ばせ -Wild Summer 2012- / PANDA 1/2 (2011年)
夏!。夏だぜ、熱い夏!。という事で夏らしい楽曲をひとつ。
現在はモローンズで活躍されている藤岡みなみさん在籍時の『パンダ1/2』唯一のミニアルバム(?)収録曲です。この頃の『パンダ1/2』は神がかってた気がします。本当に好きでした。
この曲はギターメインなアレンジなので『パンダ1/2』からすれば珍しくロックっぽさを感じます。まあ、そのものずばりサーフロック的なのですが、夏っぽくて良い仕上がりです。ネロさんの弾くギターが格好良くてギターフレーズが爆発しています。藤岡さんのヴォーカルもベリーキュートですよ。
●P.S. Boy Meets Girl / The Aprils (2005年)
すんまそん。オリジナル曲のメインヴォーカルは男性です。
でも、女性っぽいニュアンスもあるのでネギッコのヴォーカルでも違和感感じないだろうと思いました。見切り発車です。何より楽曲のウキウキ具合がネギッコっぽいかなぁ、と思いまして。やっぱりウキウキは大事でしょ?。
一応、男性一人女性一人のツインヴォーカル編成なので女性ヴォーカルだけでもいけるかなぁ、と踏んだ経緯は話しておきます。
●空が白くてさ / 羊毛とおはな (2010年)
ちょっと、この曲だけイメージがかけ離れている気もします・・・。
映画『さんかく』のエンドロールで流れていた楽曲です。ギター本の弾き語りですが、歌声はネギッコでも映えそうです。歌詞が泣かせる、というのもネギッコっぽくて良い気がします。
ヴォーカルのおはなさんが急死されたのは心底驚きました。まだ30代なのに・・・。心からご冥福をお祈りいたします。
●When I Sleep / Lucy Van Pelt (1998年)
現『アドバンテージ・ルーシ』です。バンド名改名前の楽曲からチョイスしました。
録音のせいなのか編曲のせいなのか、選曲した楽曲の中では一番古く感じます。と言っても今から20年前の楽曲ですから、古さは感じて当たり前と言えば当たり前ですね。
少しクセのあるギターポップといった体裁なのでネギッコとはちょっとイメージが合わない気もしましたが、大好きな楽曲だったのでチョイスしました。『ともだちがいない!』リリース後ですから、そこまで違和感ないでしょ?みたいな。
●sunny day / margarets hope (2002年)
私、大好きなんです。『マーガレット・ホープ』。
こんなにも良い曲をリリースしていたのに随分と前に解散してしまいました。多分、選曲した中では知名度が一番低いのではないでしょうか?。モッタイないです。モッタイない。モッタイない(以降10回続く)。
このまま埋もれさせるくらいならネギッコが歌ってよ、と割と切実に願っていたりします。歌心溢れるアコ-スティックな佳曲なので今聴いても全然おかしくないと思います。
●マスターミュージック / The Indigo (2006年)
『インディゴ』って地味ですけど(失礼!)良い曲歌ってますよね。
『ヴァンヘイレン』の『ジャンプ』のカバー曲を聴いた時は心底ぶったまげました。こんなにも格好いい『ジャンプ』のカバー曲聴いたことないぞ、と。
その中でもこの楽曲はお気に入りです。曲調はダンサンブルなポップソングで今っぽくもあります。最初聴いた時、90年ごろのシカゴハウスやガラージっぽい、なんて思いましたが、今聴くとそこまでは無いです。
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という事で、つらつら8曲選びました。もう時間があまりないので駆け足でした。すんまそん。
曲順も割と気にして選んだので、上から順に試聴して頂けると嬉しいです。どれも良い曲ですので、聴いて損はしないと思います。まぁ損しても責任は負いませんがね(ガッハッハ)。
想い入れのある楽曲ばかりなので、色々書きたいことも山ほどあったのですが、ちょっと時間がないので、またいずれかの機会に何か書くかもしれません。
それでは行ってきます!(どこへ?)
(終わり)